楽天のリーグ優勝間近!星野因縁の相手、巨人との戦いは実現するか?
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2013年09月19日 20:51 visibility443
プロ野球、楽天イーグルスの史上初のリーグ優勝達成が目前に迫ってきた。
現在、楽天の監督を務めている星野仙一監督は、過去に3度、チームをリーグ優勝に導いた経験がある。
(中日監督時代に2回、阪神監督時代に1回)
もし楽天をリーグ優勝させれば、星野監督は監督生活の中で、3球団をリーグ優勝させることになる。
これは、長いプロ野球の歴史のなかで、2人目という大記録だ。
そして、リーグ優勝達成後にはクライマックスシリーズ(CS)を迎える。
ここで勝利したら、いよいよ日本シリーズだ。
セ・リーグの優勝は、巨人が濃厚。
両軍ともCSで勝利すれば、日本シリーズで、星野楽天と巨人が対戦する可能性がでてきた。
巨人は、星野監督にとっては永遠のライバルだ。
遠い昔の話だが、星野監督がプロ入りする時、巨人はドラフトで星野を指名することを約束しながら、直前になって裏切り、他の選手を指名した過去がある。
その時から星野は打倒巨人を胸に秘め、ここまで戦ってきたのだ。
果たして星野が積年のライバルを下して、楽天を日本一に導くことができるのだろうか。
これまで数多くのチームをリーグ優勝させてきた星野監督にとって、日本シリーズは鬼門となっている。
実は日本一になったことが一度もないのだ。
星野監督が過去に経験した、3度の日本シリーズの成績に注目してみよう。
<中日監督時代>
1988年
中日vs西武
●○●●● 1勝4敗で西武が日本一。西武の監督は元巨人の森祇晶。
1999年
中日vsダイエー
●○●●● 1勝4敗でダイエーが日本一。ダイエーの監督は元巨人の王貞治。
<阪神監督時代>
2003年
阪神vsダイエー
●●○○○●● 3勝4敗でダイエーが日本一。ダイエーの監督は元巨人の王貞治。
過去3度の日本シリーズは、3連敗。
しかも、対戦相手の監督はいずれも元巨人の選手だった人物だ。
星野は念願の日本一の座を、永遠のライバルである巨人に阻まれていると言えるのだ。
更に言うと、2008年の北京オリンピックの3位決定戦にも因縁があった。
日本代表の星野JAPANは、銅メダルをかけ、3位決定戦でアメリカ代表と戦った。
しかし、4-8で敗れ、惜しくもメダル獲得を逃した。
そして、当時のアメリカ代表監督も、元巨人の選手だったデーブ・ジョンソンだった。
星野の野球人生にはいつも、ここ一番の勝負というときには、常に巨人という魔物に打ち砕かれてきたと言っても過言ではない。
そして、今回の日本シリーズでも、因縁の巨人と対戦する可能性が大いにあるだろう。
今度こそ監督としての打倒巨人、そして悲願の日本一が達成されるのかどうか。
大いに注目したいところなのだ。
今年の楽天は強い。
マーくんことエースの田中将大は現在21勝0敗という驚異的な数字を残している。
新外国人選手のアンドリュー・ジョーンズはメジャーリーガー時代、ワールドシリーズに出場した経験があるなど、百戦錬磨の選手だ。
今の楽天の実力なら、日本一を達成する可能性は十分にあると言って良いだろう。
今度こそ念願の日本一を達成することができるのだろうか。
もちろんCSの結果によっては、どのチームが日本シリーズで対戦するのかはまだわからないが、星野監督の人間ドラマの最終章となるかもしれない今回の日本シリーズは、見所満載のイベントになることは間違いなさそうだ。
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