春に芽が出たもっと出ろ

3月5日(火)にジャイアンツ球場で行われた春季教育リーグ巨人対ヤクルト戦を見てきました。
この日はとても暖かく野球を見るには最高のコンディションでしたが肝心の試合は散発3安打に得点0、与えた四球は6と巨人ファンには軽く凍えてしまえる内容になってしまいました。
しかし越智の登板や大累と辻のルーキーコンビによる二遊間など見るべきところもあったと思います。
この試合で印象に残った選手を簡単に挙げていきたいと思います。

森和樹
先発は育成2年目の森でした、僕が森のピッチングを見るのは2012年8月30日に行われた対桜美林大学戦以来です。
この日は4イニングを投げて2四球ですが初回以外は全て先頭打者を出し、二回の川上から四回の又野まで8者連続で初球にボールを与えるなど調子は余りよろしくありませんでした、しかしこの日投げた巨人の投手では1番内容が良かったと思います。
初回を三者凡退に抑え上々の立ち上がりを見せましたが続く二回は打ち取った当たりが内野安打になったり味方のエラーや四球で満塁のピンチを迎えます、しかし最後は川上を外のカーブで見逃し三振に抑えるなど要所を締める粘りのピッチングが光りました。
昨年も思いましたが森はストレートとカーブのコンビネーションで勝負する投手な気がします、昨年の夏には速球がコンスタントに140キロ台を計測していたのでもう少し暖かくなれば更に良くなる予感がしますね。
今年はファーム公式戦でたくさん森を見たいと思いました。

辻東倫
高卒ルーキーの辻はこの試合3打数ノーヒット、一打席目は昨年のイースタン奪三振王である左腕八木、二打席目は今年35歳になるベテラン右腕の松井光介、三打席目は経験豊富な元新人王左腕正田と癖のある実力者3人との対戦でした。
1打席目に少し違和感を覚えました、心なしか3日の日ハム戦よりも足の上げ方がおとなしい気がします、僕が初めて辻を見た時のインパクトが強かったせいかも知れませんがもしかしたら本人が試行錯誤しているのかも知れませんね。
八木との対戦では1度もバットを振らずに見逃し三振に倒れましたが、松井光と正田との対戦では凡打にはなったもののいずれも逆方向に強い当たりを放ちました、ヒットは打てませんでしたが淡白さが目立った巨人打線の中では良い印象を受けますね。
守備では最後までショートのポジションに就きました、僕の印象では高卒ルーキーなのにガチャガチャせずスムーズで安心感のある守りをするなといった感じです。
複数のポジションをこなせる方がチームにとっても本人にとっても良いのですが、少なくとも今年1年はショート辻を見ていたいなと思いました。

越智大祐
黄色靭帯骨化症からの復活を目指す越智が1イニングを投げました、先ずセットポジションに入る前のあの動きを見てテンションが上がります!
この日の最速は138キロで結果的に無失点に抑えたものの芯で捉えられる場面が何度もあり、シビアに内容だけを見ると喜んでばかりもいられませんでした。
個人的に越智には力でねじふせるピッチングよりも晩年の豊田のような投球術を目指してもらいたいですね。
何はともあれ久しぶりに越智のピッチングを見れて本当に嬉しかったです、頑張れ越智!

今シーズンも誤字・脱字、トンチンカンなレポートのオンパレードになるとは思いますが「何もないよりかはマシ」な気持ちでお付きあいいただけると有り難いです。
よろしくお願いします。

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