シャヒンがリバプールを去った

ちょっと古い話ですが、レアル・マドリードからリバプールにレンタル移籍集だったヌリ・シャヒン選手が、ドイツのドルトムントへ移籍したようですね。

正直なところ、シャヒンはベストの選択をしたと思います。

シャヒンのポテンシャルは素晴らしいものがあると思いますが、今のリバプールでは、ＭＦは守備のハードワークが求められる状況です。

ドルトムントもフィジカルの強さが必要ですが、どちらかというと走力が問われるチームのようにみえます。

リバプールも走力は必要ですが、どちらかというとガツガツと前にあたりに行ってプレスをかけるイメージです。

ヘンダーソンやシェルビーが積極的に起用されるのも、おそらくそれが理由でしょう。

ヘンダーソンはそんなにフィジカルが強いように見えませんが、積極的に守りにいく姿勢をロジャースは買っているのだと思います。

シャヒンはドルトムントの戦術に本当にフィットしていた選手なのだと思います。
（個人的には、香川も本当はユナイテッドよりもドルトムントの方が高いパフォーマンスを発揮できると考えていますが・・・）

シャヒンには、レアル・マドリードとリバプールで活躍できなかった悔しさを、ドイツで十分に晴らして、再び自信を取り戻し、再び大きな選手になってほしいと思います。

リバプールは、とりあえずはヘンダーソンとシェルビー、アレンの成長に大きく期待したいところです。