
各ポジションの名称と役割
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楽思夢師 ろまん
2015年09月23日 13:52 visibility11981
【サッカー観戦が楽しくなる!やりたくなる!】
~初心者のためのわいわいサッカーコラムときどき他スポーツ~
NO.2 「各ポジションの名称と役割」
みなさんこにゃにゃちは、楽しい思考と夢を伝授する「楽思夢師(たのしむし)ろまん」です(^O^)v
「サイドバックってなに?」「ウイングバックってなに?」「4-4-2システムってなに?」
そうなんです。
せっかくサッカー見てるのに初心者にはわからない専門用語が多すぎてわかりませんよね?
ボレーシュートやオーバーヘッドなどの大技はすごいってわかっても、各ポジションの役割や任されてる範囲、運動量などを知らないから「凄さ」がわかりませんよね?(^O^;)
「アーリークロスってなに?」
こういった用語はまたの機会に説明するとして、今回はポジションについて話していきたいと思います。
まずはサッカーのポジションを簡単に説明すると4つのポジションから成り立ってます。
★名称
GK=ゴールキーパー。よく「ゴール」を省いて「キーパー」を呼ばれています。
DF=ディフェンダー。「バック」とも呼ばれます=表すときはバックの「B」を使います。
MF=ミッドフィルダー。「ハーフ」とも呼ばれます=表すときは「H」を使います。
FW=フォワード。「トップ」とも呼ばれます=表すときは「T]を使います。
この4つで成り立っているわけです。
そしてサッカーは1チーム11人でやるスポーツです。そのなかの一人がGKというポジションに就き「手を使う」ことができるのです。
GK以外の10人のプレーヤーのことを「フィールドプレーヤー」と呼びます。
このフィールドプレーヤーを各ポジションごとにさらに細かく分けられます。
★DF(ディフェンダー)
CB(センターバック)
GKの前に立ちはだかるフィールドプレーヤー最後の砦。基本的には屈強な人が任されます。その分動きが鈍かったりします。でも屈強な人じゃないと務まらないということもあり、小さい人がこのポジションを任されてたらもうそれだけで「この人はうまい人なんだ」と思ってもらっても間違いではないです(笑)。まぁ草サッカーだと「攻撃ができないから後ろ(バック)をやらされるっていうこともありますが(笑)。
日本代表で言うと吉田選手がこのポジションです。
SW(スイーパー)
最近はこのポジションはなくなりましたね。GKとCBの間にいる本当の意味での最後の砦。私の小学校時代のフォーメーション(FW、MF、DFの配置のこと)は4人DFの後ろにSWを置くというガチガチの守備的なチームでした。それでもよく点取られましたね笑
さらにこのポジションには「リベロ」というポジション(役割)もあります。SWは完全に守備オンリーと言っても過言ではないくらいの守備職人。
しかしこの「リベロ」は守備も一級品でさらに攻撃にも参加して、なんだったらゲームメーカー(攻撃の中心の人。日本でいうと中村俊輔や本田圭佑)になったり点取り屋になったりする規格外的な選手。規格外じゃないのにリベロをやっていた選手もいっぱいいますが(笑)基本は規格外な人。
でも現代サッカーではもうあまり見ませんね。ゲームメークはしませんが、
最近の日本でいうと田中マルクス闘莉王選手ですね。
SB(サイドバック)「右はRB(ライトバック)」「左はLB(レフトバック)」
サイドを守るDFのこと。基本的に足の早い選手がサイドの攻撃的なポジションに就くことが多いため、この選手に対応するためにSBもまた早い選手が好ましい。さらにもう一つの役割が攻撃時はサイドを攻め上がること。
しかし攻撃に参加するタイプもいれば参加しないタイプの選手がいるため次に紹介するウイングバックというポジションもある。メインの仕事は「サイドを守る」である。
WB(ウイングバック)「右はRWB(ライトウイングバック)」「左はLWB(レフトウイングバック)」
SBの役割もしっかり果たしながら攻撃時には必ずサイドを駆け上がって攻撃に参加する。参加する理由は単純に手薄になったサイドを突くことだが、数的有利(相手の守備より攻撃側が人数で勝ること)な状況を創ることと、相手のゴールライン付近まで攻め上がりセンタリング(相手のゴール前にいる味方選手にパス)をするという役割もある。
駆け上がったはいいがボールを取られたときのリスクは半端ない!すぐにダッシュで戻って守備をしなければならないので足が早いだけではなく驚異的なスタミナもなければ務まらない。
草サッカーでこのポジションをやっている人はそうは見かけない。仕事しながらWBをやる体力があるわけがない!笑
でもこのWBの攻め上がりがサッカーをダイナミックにし、観てる観客を盛り上げることは間違いない。それほど注目度の高いポジションである。
日本でいうと長友選手と内田選手がこのポジションです。
★MF(ミッドフィルダー)
DH(ディフェンシブハーフ)(DMFと表記されることもある)
MFのなかで一番後ろにポジションを取り、相手の攻撃の芽を摘んだり、WBが上がったけどボールを取られたりしたときにWBが戻ってくるまでそのポジションをカバーしたりする人。
もちろん攻撃時にはバックからボールをもらって前線(自分より前の人)にパス(運ぶ)という役割もありパス能力も求められるが、基本的には守備がうまくてスタミナがある人が任される。
あと、頭がいい人はなお愛される(笑)。このポジションはガツガツいくファイター的な選手も多いが、危険察知能力(守備時に味方と相手のポジションを瞬時に把握し一番危険なところをカバーしたり、そこへのパスコースを塞ぎながら相手のボールを取りに行ったりすることを言う)が高い選手はほんとに安心感も安定感もある。こういう人がいるだけで相手の攻撃が数秒遅れる。この数秒で味方が戻ってこれる。地味で初心者にはわかりずらいところですが、解説者や実況がこのポジションの人を褒めたときは「そういうことなんだ」と思っておいて下さい。笑
CH(センターハーフ)(CMFと表記されることもある)
DHの役割もしながらより攻撃的なことも任される。DHよりも守備力は問われないが、攻撃時の視野の広さ、判断力、パス能力が求められる。本当の意味で前線にパスを送るのはここの選手です。ここの選手がしょぼいといくら前線に世界最高プレーヤーのメッシがいても攻撃できません。かなり重要なポジションと言えるでしょう。このポジションの選手のことを信じなければWBは攻め上がることを恐れて攻撃に参加できなくなります。だってこの人がパス下手だったり判断が遅かったりしてボール取られたらまたすぐダッシュで戻らないとダメなのでWBのスタミナはすぐに無くなり戦闘不能になるからです(笑)。1年前くらいにあった日本対オランダの親善試合もこの人だけが原因ではなく、オランダ側の格下相手というモチベーションや若手起用などもあるでしょうが、0-2とリードされた後半からオランダのこのポジションが若手に変わり日本のボールキープ率と攻撃時間が格段に上がって結果追いついて引き分けになった試合です。
原因はそれだけではないですが、試合の結果に影響するポジションと言っても過言ではないでしょう。
SH(サイドハーフ)「右はRH(ライトハーフ)」「左はLH(レフトハーフ)」(RMFの場合もある)
基本的には足が早くドリブルがうまい人が任される。手薄のサイドを突破するのが役割。
日本はここも弱いですね(^O^;)
昔はサイドを突破(縦に突破とも言う)してセンタリングを上げるのが仕事だったけど最近はゴール前にも顔を出し得点も求められるようになりました。
でもここの選手はドリブルがそんなにうまくなくても足が早いだけで守備側にとっては脅威です。一瞬にしてチャンスを作られてしまうからです。
あと怖いのは素人さんもご存知「ベッカム」でした。ベッカム選手は足は早くもなければドリブル突破も得意じゃない選手なのになんであれだけのスターになったのか?
ハンサムだから?ノンノンノンノン。
あの右足から繰り出される正確無比なアーリークロス(サイドからのロングパスで一気にゴール前に送ること)でアシスト(ゴールした人にパスすること「ゴールに直結するパス」とも言う)量産。さらにはとんでもないカーブとキック精度でフリーキックでゴールを量産したことでスターになりました。もちろんハンサムだからということもあります(笑)
日本にはガシガシ突破する人もここから正確なセンタリングをする人もいなくてほんとに弱いと思います。
OH(オフェンシブハーフ)(OMFと表記されることもある)
CHとFWの間にポジションを取り、そこからドリブルしたりシュートしたり決定的なパスをしたりする攻撃の中心となるポジション。花型ポジションですね。現在の日本代表でいうと本田選手や香川選手がここのポジションです。ここには「ファンタジスタ」と呼ばれる選手(スター)がいっぱいいました。しかし現代のサッカーではあまり見なくなりましたね。
特に日本は「ボールが走るサッカー」ではなく「人が走るサッカー」なので試合中みんな動きまわってここのポジションは人が入れ替わりまくります。誰がここのポジションなん?とわからなくなります(笑)。
私は現代サッカーも好きですが、「ファンタジスタ」がいた時代のサッカーも好きです。
昔はこのポジションを任される選手はあまり走らないが、ボール持ったらなにするかわからない、プレーは軽やか&素敵にオシャレなプレーで相手にとっては脅威そのもので、その人にボールが渡るだけで観客がどよめきます。
華麗なドリブルからのシュートで観客を魅了する選手もいれば華麗で後ろに目がついてるのかというパスで観客を魅了する選手もいたし、その両方をやる選手もいた。
でも今は「走れない選手はいらない」というくらいの現代サッカーになっています。
私はどちらかというとファンタジスタが好きなので中村俊輔をいつまでも応援してます(^O^)
★FW(フォワード)
CF(センターフォワード)
これは簡単ですね。点取るのが役割な人。ヒーローになりやすいポジションですが、ボロカス言われるポジションでもあります。
ただやっぱりヒーローになりやすいのでこのポジションは得だと思います。
チャンスが4回あったらそのうちの1本を決めればもうヒーローです。
逆にDFは4回ピンチがあったら4回とも止めても別にヒーロー扱いされません。
でもこのポジションはシュートがうまくないとできないのでご注意を(笑)
このポジションは点を取るだけではなく、ポストプレー(相手ゴールに背を向けてボールもらって身体はって味方が上がってくるまでキープしたり、ボールを一つ一つ前に運ぶために(ここまた後日説明します)何度も顔を出してボールもらってはワンタッチで戻したり横に振ったりもしなければいけません。当たり前ですが簡単にはゴール前にパスさせてもらえませんので(^O^;)
そして基本的にはここのポジションの人が一番ボール保持時間(ボール持ってる時間)が少ないです。ここの選手がボール保持時間長いということは、守備側はそれだけ相手にチャンスを作られてるということになるのでそう簡単にはさせてくれません。
正直90分のうちの2~3分しかボール持ってません(^O^;)
そのなかでヒーローになるにはソートーなことをしないといけないということだけは知っておいて下さい。
ST(セカンドトップ)(シャドーストライカー)
簡単に言うとCFのまわりとちょこちょこ動く人(笑)。でも私はこのポジションすごい好きです。
役割は動きまわって相手を引き付けて味方が走り込めるスペースを作ることですが、相手が付いてこなかったら自分がパスもらってシュートするというポジションです。
でも現代サッカーでいうとここにファンタジスタがいたりします。
上記のようにCFのために動きまわってチームに貢献するタイプもいれば逆にCFを利用して自分がヒーローになるタイプもいます。
私が好きなSTは後者です(笑)。
ファンタジスタではないですが日本では大久保選手が私は好きでしたね(^O^)
ぱっと今出てきたこのポジションのファンタジスタはデル・ピエロ選手ですね。
もっといるんですが、思い出すの大変なので今の直感を大切にします(笑)。
メッシやネイマールもこのポジションと言っていいでしょうね。
はっきり言ってこの二人はSTなのかCFなのかOHなのかよくわかりませんけどね(笑)。
WG(ウイング)
このポジションも最近はあまり聞きませんね。SHが兼任という形が多いです。
あ、そうそう、また後日説明しますが、現代サッカーは「走る」と上記の「兼任」というスタイルに変わってるので選手一人ひとりの走行距離もぐんっと上がってます。
最近のサッカーはほんと大変(^O^;)
で、WGはというとSHの守備しない版です(笑)。
その代わりこのポジションに就く人はSHよりも突破に長けていてさらにセンタリングと決定力(ゴールする能力)も求められます。
そらそうですよね。SHみたいに守備をしなくていい分、攻撃力は問われます。
日本でこのポジションを代表する人は誰・・・?
いないですね(^O^;)
Jリーグ当初からこのポジション使ってるクラブってありましたっけ?(^O^;)
とりあえず松井大輔ということにしておきましょう。ウイイレ(サッカーゲーム)でかなりお世話になったので(笑)
と、こんな感じですが、文字だけじゃわからないですよね?(^O^;)
というわけで、画像を貼ります。
こんな感じです。
見にくいですが青が「DF」(ディフェンスラインとも言います)、黄色がMF、赤がFWです。
DFから数えて「4-4-2」とか「4-5-1」システムといいます。
「フォーメーション」とも言います。
しかし「4-4-2フォーメーション」とは言いません。
使い方は
A「今日のフォーメーションは?」
B「4-4-2」
とかです。笑
ちょっと2チームあるとわかりづらいので1チーム、日本代表で説明します。
日本代表はこんな感じです。
FWが一人ですね。
これを「1トップ(ワントップ)」と言います。
FWが二人なら「2トップ(ツートップ)」3人なら「3トップ(スリートップ)」と言います。
DFは4人なら「4バック(フォーバック)」ですが、CBを3人にしてSBをSHに上げるシステムもあります。
これを「3バック(スリーバック)」と言います。
3バックは時に攻撃的なフォーメーションと言われたりときに守備的なフォーメーションと言われたりします。
こちらの説明もまた後日お伝えします(^O^;)
とゆーことで、かなり長文になってしまいましたがお解りいただけたでしょうか?
これ書く前は各ポジションの運動量なども書くつもりでしたが、ポジションだけでこんなに長くなるとは!
文才のなさを感じます。
本当にすみませんm(__)m
次回は運動量書いていきたいと思います!
ではでわ今日はこの辺で!
最後まで呼んでいただきありがとうございました\(^o^)/
またご共感いただけたらこちらも御覧下さい(^O^)v
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- 事務局に通報しました。
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