マンシティのスタジアムからみるイングランド的スタジアム思考

マンチェスターのサッカーチームは？
というとマンチェスター・ユナイテッド（マンＵ）
が有名なわけですが、

つい最近はカカ獲得を目指したことで有名になった
マンチェスター・シティ（マンシティ）もあるわけですが、
彼らが今度はメッシ獲得か？
なんて話題を出すメディアもありましたね・・・

こんな感じで有名になっている
マンチェスターシティですが、

今日はマンシティのホームスタジアムである
「シティ・オブ・マンチェスター・スタジアム」は
イングランドのスタジアムに関しての
考え方がよくわかるスタジアムなので
（名前は忘れましたが、
かつてサッカーマガジンの編集長も
同じ事を言っていました！）
参考になればと思って書いてみたいと思います！

現在のマンチェスターシティのスタジアムは、
下の写真を見ていただければわかると思いますが、

イングランドらしくイスの色がチームカラーの水色に染まっており、
スタンドもサッカー専用のため、
ものすごく見やすいところです！

実はこのスタジアムは２００３年から使用している
新しいスタジアムなのですが、
実はこのスタジアムは２００２年にイギリスと
旧植民地だった国が集まって行われる陸上競技大会である
「コモンウェルス大会」のメイン会場として建設されました！

実は陸上競技場だったのです！
下の写真がそのときの写真です！

さっき乗せたスタジアムの写真と比べて想像してみると
納得が行くと思うのですが、
まずは陸上競技場として使用し、

大会が終わると陸上部分を掘りスタンドの斜面をつくって、
グラウンドも掘ったところに設けて、
サッカースタジアムに様変わりして
マンシティのホームスタジアムとして
サッカー専用に変身して再オープンしました！

おそらく日本を含め多くの国だったら
このまま陸上競技場として使用したでしょう。

しかしイングランドでは下のクラブも含めて
９２クラブ中陸上トラックが付いているスタジアムは
（以前にも書いたので繰り返しになりますが）
確かわずか一つだったと思います！

一つあるために全てとは言いませんが、
サッカーはサッカー場で見るという意識が
どこよりも浸透しているということでしょう！

もちろん日本の場合はイングランドと
事情が違うとは思いますが、
彼らの意識は大いに参考になると思います！

現在のスタジアムや陸上トラックを
否定するわけではありませんが、
今後のサッカー人気の維持・向上を考えたとき、
やはりスタジアムのことを深く考えて
今後運営していって欲しいです！

サッカー協会の今後の努力に期待します！

（※写真はwikipediaから取りました。）