陸上トラックはやはりダメなのか？

以前の日記で、ロンドンオリンピックのスタジアムに関して、大会後にトッテナムとウェストハムのどっちが本拠地として使用するかを争っているという記事を紹介しましたが、イギリスメディア「ザ・サン」によると、トッテナムホットスパー監督のレドナップさんが、ウェストハムのスタジアム使用計画を批判したという記事がありました。

前回も紹介しましたが、トッテナムは、大会後はスタジアムに設置されている陸上トラックを取り外して観客席を増やし、サッカー専用スタジアムにする計画を立てている一方、ウェストハムは陸上トラックをそのまま残し、多目的スタジアムを目指しているようで、レドナップさんはサッカー専用スタジアムにしないウェストハムを批判したとのことでした。

レドナップさん曰く、陸上トラックつきのスタジアムでは、サッカーの素晴らしさをなくしてしまうという批判でした。
日本では多くのスタジアムが普通に陸上トラックを併設したスタジアムを使用していますが、やはりイングランドではサッカー専用スタジアムへのこだわりを強く持っている人は結構いるようです。

確かにイングランドのスタジアムはピッチと観客席の距離が極端に近いスタジアムが多く、イギリス人独特の大声が鳴り響くというのが文化とも言えるので、レドナップさんの意見もわかる気がします。

現在９２クラブあるイングランドのプロクラブの中で、陸上トラックを併設したスタジアムを使用しているクラブは、現在３部に所属する「ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC」のみであるというイングランドの中で、ウェストハムの陸上トラック付きスタジアムプランは支持を受けるのでしょうか？

↓ちなみに、下の写真が、現在イングランドのプロクラブのなかで、唯一陸上トラックを併設しているスタジアム（ウィズディーン・スタジアム）の画像です！
（http://www.flickr.com/photos/bencounsell/1311154675/からとりました。）