2014:J2:42節:A:vsカターレ富山「理想のサッカーと現実のサッカーの融合」その2

2、戦評

岡山は、PO進出消滅。
富山は、降格決定。
失意のチーム同士の試合。
試合の方は、PO進出というプレッシャーから解放されたのかノビノビとしたサッカーを岡山が、展開。
終盤戦にセットプレーからの得点不足が、響いていた岡山だったが、そのセットプレーで、早々に先制。
それでも岡山は、形を作るもシュートまで行けない展開が続く。
富山もクロスバーに当たる惜しいミドルシュートがあったものの形がなかなか出来ずシュートまで行けない。
岡山は、ハイプレスと的確なポジショニングで、攻撃の芽を摘み楔形パスを許さない堅守を披露。
対する富山は、連動性がなく、楔形のパスを簡単に通す緩い守備を見せていた。
後半に入るとより岡山ペースとなり、岡山が、加点していき、終わってみれば0-3で、岡山の完勝に終わった。
来季は、別のカテゴリーとなり、J2昇格の同期であった事を考えると、寂しいが、いつかまた戦える日を来ると信じて、お互いの道を進んでいきたい。

3、得点経過

A:岡山:0-1:14押谷 祐樹(30清水 慎太郎)

経過

50上田 康太は、CKをファーサイドに蹴る。
30清水 慎太郎が、触るとボールは、足下に落ち跳ねる。
ストライカーの本能で、すぐさまシュート。
このシュートを14押谷 祐樹が、胸で、コースを変えて、得点。

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久々のCKからの得点。
CKに絡んだ得点の多くは、30清水 慎太郎が絡んでいる。
そう考えると50上田 康太と30清水 慎太郎のラインは、ホットライン。
こういった得点が、勝てなかった試合で、出したかった。
14押谷 祐樹も良くコースをかえた。

A:岡山:0-2:30清水 慎太郎(4近藤 徹志)

経過

ビルトアップから4近藤 徹志が、裏へのロングパス。
これで、30清水 慎太郎が、並走するDFに体を入れて前に出る。
そのまま体を入れながらGKとの1対1を冷静に決めて得点。

コメント

今季は、こういった形は、少なかった。
一つの狙いの形としてこういった得点パターンとして今後増やしていきたい得点パターンではある。

A:岡山:0-3:38三村 真(32片山 瑛一)

経過

17島田 譲のロングパスを9荒田 智之が、サイドで受ける。
9荒田 智之は、後方からフォローにきた26田中 奏一に預ける。
26田中 奏一もスペースへ走っている32片山 瑛一に預ける。
32片山 瑛一は、DFの動きを考えるとシュートまで行かず、切り替えして、サイドへ展開するパスを出す。
38三村 真が、そのパスを受けて、素早い横への動きでシュートコースを作って、シュートを放つ。
これが、絶妙なコースへと飛び、決まって得点。

コメント

この時間帯にこれだけ分厚い攻撃が、出来たのは流石。
流石にこういったサッカーを今出来てもというのは、若干あるが、来季に繋がる良い攻撃だった。

その3に続く。

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