2014年ファジアーノ岡山総括その1

1、内容

1:攻撃編
2:守備編
3:総合編
4:ベストイレブン+選考理由
5:MOM
6:最後に

2、総括(攻撃編)

ポゼッションサッカーを志向して躓いた序盤戦。
早い段階で速攻スタイルの現実的攻撃スタイルにするも機能せず。
怪我人が多発した事と過密日程で、違う形を試すとそれがフィット。
本職で無いCB起用とWBに高速ドリブラーを組み込んで、プレースキッカーや攻撃の起点として50上田 康太の加入。
これにより色んな形で、得点出来るようになった。
ビルトアップやドリブル、パスといった個の力と組織力を融合したハイレベルなサッカーを展開。
しかし、終盤に疲労や怪我による離脱、相手チームの研究により失速。
もう一段階上のレベルの攻撃に到達することが出来れば、J1に届きそうだった。
しかし、届かず、力及ばなかった。

3、総括(守備編)

序盤戦は、本職のDFの選手がCBをしていたの安定していた。
しかし、怪我人が多発した事で、急造CBが務めると、最初の辺こそ「攻撃は最大の防御」で機能したものの研究により対策を取られると、同じパターンでの失点を重ねた。
また、逃げ切りの守備固めが今季機能しなかった。
さらに本職でないMF型のCBだったため空中戦に弱かったり、高さが低くなった分、セットプレーでの失点が増えた。
失点数の方も結局、守備崩壊を立て直せず、失点を重ねた。
攻撃と同様に終盤戦に向けて、もう一段階上のレベルの守備に到達出来なかった。

4、総括(総合編)

一年を通してみると結局、ぶれまくりの一年だった。
流れに任せる事も大事だが、キャンプで試さなかった15鎌田 翔雅のWBに始まり、数試合での方向転換。
サッカーは、生き物で、絶えず変わるが、湘南や松本の様な一貫性のあるサッカー。
それぐらい良くないと生き残れないそれを痛感した一年だった。
5か月6位以上に居る事が出来た中盤のサッカーを想定したチーム作りで無く、結局苦し紛れの戦法だったためにもろが出てしまった。
そういったシーズンだった。
5年間の長期政権で、大崩れこそしなかったものの勝てるチーム。
王者のチームになるには、力不足だった。

その2に続く。

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