2015:U-22代表:親善試合:H:vsU-22ミャンマー代表「前半組に一定の成果」その2

3、気になった選手

6山中 亮輔

正確なクロスと縦への推進力。
左サイドから猛攻を支えて、プレースキックも担う。
日本の攻撃の一翼として大いに期待できる。

10中島 翔哉

ドリブルとパス、シュート。
個人技を最大限活かしたプレーは、大きな武器。
ハットトリックも見事達成し、存在感を大きくアピールした。

4、感想

4-1:後半停滞の理由

アピール意識が高すぎて、連動性が欠けた。
自分を自分をというアピールしに行っていた。
特に24野津田 岳人に関して、味方のボールを奪ってのシュートしたのに関わらず、決めきれなかった。
強烈なシュートが、持ち味とはいえ、チームとしての連携を無視して、そこまで行ったのだから決めなくてはならない。
ストライカーのそういったプレーが、認められるのは、しっかり決められるからである。
日本では、そういった選手が、否定される土壌であるためにより評価が厳しくなる。

4-2:こういったマッチメークにならざる得ない理由

やはり、地域が悪い。
ヨーロッパのチームとの強化試合は、トップチームならともかく下のカテゴリーだとそれは、難しい。
やはり、一番の強化に繋がるのは、Jで、試合に出て活躍する事。
親善試合で、アジアの東に位置する日本にとって、厳しい現実である。
今後どういった強化していくのか課題と言える。

4-3:こういった試合で何を見るのか

自信をつけるという意味と、攻撃の形を確認するという意味がある。
守備に関しては、見どころが少ないが、攻撃は真剣である相手に対して、どう崩せるか。
一方的な展開になっても少ない合宿期間で、お互いに知ることが出来る。
守備では、1対1を防ぐという場面は、少ないもののチームとして、連動した守備が出来ているかなども確認したいところだろう。

4-4:改めて感じたCBが日本で育ちにくい理由

欧州や南米と違って、一流の攻撃的選手が少ない。
それ故に、高い守備能力が要求され辛く、攻撃能力の高いCBが、重宝される。
その結果、守備に長けている選手が、少なくなる。
ヨーロッパや南米どころかアジアでさえ勝てなくなってる。
その理由の一端は、アジアのレベルの格差が大きさによるところが大きい。
だからこそ、早い段階で、欧州などに渡る事は、大いに意義がある。

5、満足度

1点(10点満点)

やはりサッカーは、レベルの近い相手での試合でないと面白くない側面がある。
ちょっとレベルの差があり過ぎた。
加えて、後半の低調なパフォーマンスに大いに不満を持った。
10得点以上の勝利をしてもあまり意味ないが、10得点に到達しなかったのが、勿体ない感じがして不満。

日本から世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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