2015:J2:6節:A:vs徳島ヴォルティス「新スター誕生の予感」その4
-
杉野雅昭
2015年04月11日 01:49 visibility58
4-2:岡山の守備に関する考察
長澤 徹監督は、守備から攻撃に繋げるという事をチームコンセプトに持ってきている。
少し言い方を変えれば、チームとして、ボール奪取からカウンターという明確な意図を持っており、そういった形を何度か作っている。
そこで取り組んだのが、岡山の持ち味である真面目さとハードワークを厭わない献身性を活かしての積極的な守備。
ここまでの岡山は、そういった方針から前線からプレスや人数をかけて囲い込んで奪うの守備もしっかり出来ている。
また、ボールホルダーへの寄せの意識も高く、マークの受け渡しに至るまでミスが少ない。
こういった意識を普段の練習から指導し、しっかり植えつけられている事が窺える。
しかし、積極的な守備を行うのは、幾らスタミナがあるとは言え限界がある。
そこの所で、35岩政 大樹が存在が大きい事がインタビューで判明した。
どういう事かと言えば、積極的に守備を行うタイミングや攻め時や守り時のタイミングの指示を出し、ゲームコントロールしている。
これによりチームとしてのペース配分を可能となっている。
ラインコントロールだけではなく、チームとしての戦い方まで、コントロールできるDFリーダーというのは、希少な存在であり、35岩政 大樹が、鹿島やタイのクラブチームで、タイトルを獲得出来た中心選手であった理由であった事に納得できる。
その結果、隙が出来辛く、岡山のここまで失点シーンに中央突破からの失点は無い。
サイドとセットプレーでの失点という失点パターンを考えれば、DFリーダーとしての35岩政 大樹の存在は偉大である。
4-3:24矢島 慎也に関する考察
金 民均(キム・ミンキュン)を思い出すキープからパス。
小柄ながら懐が広くボールを奪われない。
足下に吸い付くようなトラップで奪われる隙を与えず、テクニックで狭い所を打開し、そこからパスを出す。
今季の岡山でトップクラスの基礎技術の高さを持っている事は間違いない。
思い切り蹴ってミート出来る感覚も持っている。
2シュートの内一つはスーパーミドルで、もう一つセットプレーの毀れ球を吹かした。
吹かしたもののしっかりミートしており、今後に期待できる二つのシュートだった。
パスも出せるし、自ら得点も出来る。
そういったインパクトを残した。
今後岡山の主力として、昇格に貢献してくれる素晴らしい選手である事は、間違いない。
4-4:縦への意識に関する考察
この試合の徳島の縦への意識が、強かった。
ロングパスや楔形パスをどんどん通されて、岡山の前線からのプレスを潜り抜けて、前線にボールを運ばれた。
もし、個で打開出来る様なスーパーな選手が居たならば、打開された可能性もある。
今までの対戦相手の中で、一番縦へのパスが通っており、シンプルながら強力な攻撃だった。
一方で、岡山の縦への意識というのは、一つの選択肢となっている。
昨季よりは、縦へ早くなっているが、サイドやバックパスを織り交ぜて、ゴールを目指している。
色んな可能性を持ちつつ、ゴールに迫っていく中で、絞っていく。
そういった作業が上手く出来ている。
14押谷 祐樹のゴールやこの試合での24矢島 慎也のゴールというのは、迷いが無く打てている。
昨季以上に今季の岡山には、そういった思い切りの良さが光り、見ていて気持ちいい。
これを結果に繋げ、昨季成し遂げられなかったJ1昇格を目指して行きたい。
5、満足度
7点(10点満点)
1-2で、勝ったもののPKで、勝ち越して追加点を奪えなかったのは、課題。
徳島の猛攻を受ける時間もあり、それも課題。
しかし、24矢島 慎也のプレーには、スター性を感じ、これからの彼のプレーが楽しみである。
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
まだまだ未熟なので、おかしい点があるかもしれないので、反対意見歓迎ですし、間違いなどありましたらご指摘などのコメント宜しくお願いします。
長澤 徹監督は、守備から攻撃に繋げるという事をチームコンセプトに持ってきている。
少し言い方を変えれば、チームとして、ボール奪取からカウンターという明確な意図を持っており、そういった形を何度か作っている。
そこで取り組んだのが、岡山の持ち味である真面目さとハードワークを厭わない献身性を活かしての積極的な守備。
ここまでの岡山は、そういった方針から前線からプレスや人数をかけて囲い込んで奪うの守備もしっかり出来ている。
また、ボールホルダーへの寄せの意識も高く、マークの受け渡しに至るまでミスが少ない。
こういった意識を普段の練習から指導し、しっかり植えつけられている事が窺える。
しかし、積極的な守備を行うのは、幾らスタミナがあるとは言え限界がある。
そこの所で、35岩政 大樹が存在が大きい事がインタビューで判明した。
どういう事かと言えば、積極的に守備を行うタイミングや攻め時や守り時のタイミングの指示を出し、ゲームコントロールしている。
これによりチームとしてのペース配分を可能となっている。
ラインコントロールだけではなく、チームとしての戦い方まで、コントロールできるDFリーダーというのは、希少な存在であり、35岩政 大樹が、鹿島やタイのクラブチームで、タイトルを獲得出来た中心選手であった理由であった事に納得できる。
その結果、隙が出来辛く、岡山のここまで失点シーンに中央突破からの失点は無い。
サイドとセットプレーでの失点という失点パターンを考えれば、DFリーダーとしての35岩政 大樹の存在は偉大である。
4-3:24矢島 慎也に関する考察
金 民均(キム・ミンキュン)を思い出すキープからパス。
小柄ながら懐が広くボールを奪われない。
足下に吸い付くようなトラップで奪われる隙を与えず、テクニックで狭い所を打開し、そこからパスを出す。
今季の岡山でトップクラスの基礎技術の高さを持っている事は間違いない。
思い切り蹴ってミート出来る感覚も持っている。
2シュートの内一つはスーパーミドルで、もう一つセットプレーの毀れ球を吹かした。
吹かしたもののしっかりミートしており、今後に期待できる二つのシュートだった。
パスも出せるし、自ら得点も出来る。
そういったインパクトを残した。
今後岡山の主力として、昇格に貢献してくれる素晴らしい選手である事は、間違いない。
4-4:縦への意識に関する考察
この試合の徳島の縦への意識が、強かった。
ロングパスや楔形パスをどんどん通されて、岡山の前線からのプレスを潜り抜けて、前線にボールを運ばれた。
もし、個で打開出来る様なスーパーな選手が居たならば、打開された可能性もある。
今までの対戦相手の中で、一番縦へのパスが通っており、シンプルながら強力な攻撃だった。
一方で、岡山の縦への意識というのは、一つの選択肢となっている。
昨季よりは、縦へ早くなっているが、サイドやバックパスを織り交ぜて、ゴールを目指している。
色んな可能性を持ちつつ、ゴールに迫っていく中で、絞っていく。
そういった作業が上手く出来ている。
14押谷 祐樹のゴールやこの試合での24矢島 慎也のゴールというのは、迷いが無く打てている。
昨季以上に今季の岡山には、そういった思い切りの良さが光り、見ていて気持ちいい。
これを結果に繋げ、昨季成し遂げられなかったJ1昇格を目指して行きたい。
5、満足度
7点(10点満点)
1-2で、勝ったもののPKで、勝ち越して追加点を奪えなかったのは、課題。
徳島の猛攻を受ける時間もあり、それも課題。
しかし、24矢島 慎也のプレーには、スター性を感じ、これからの彼のプレーが楽しみである。
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
まだまだ未熟なので、おかしい点があるかもしれないので、反対意見歓迎ですし、間違いなどありましたらご指摘などのコメント宜しくお願いします。
良いと思ったら評価して頂けると嬉しいです。
-
navigate_before 前の記事
2015:A代表:親善試合:H:vsウズベキスタン「変化がより見えた2戦目」その3
2015年4月19日 -
次の記事 navigate_next
アギーレジャパン総括その2
2015年4月18日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件