2015:J2:21節:H:vs京都サンガF.C.「大人のサッカー」その2
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杉野雅昭
2015年07月06日 02:41 visibility98
2、得点経過
H:岡山:1-0:39篠原 弘次郎
21加地 亮のクロスのセカンドボールを39篠原 弘次郎が、ダイレクトで左足のシュート。
DFに当たったのか微妙にコースが変わった様に見える地を這う強烈なシュートは、逆を突かれた33山田 元気の右下を抜けて行き岡山の得点。
39篠原 弘次郎は、これが嬉しいプロ初ゴール。
H:岡山:2-0:24矢島 慎也(19片山 瑛一)
最終ライン(高いライン)からドリブルで少し上がって、スルーパスを出す。
これが、19片山 瑛一に通り、GKとの1対1となる。
ここで、シュートを打たず右(ゴール正面)に横パス。
そこに走り込んでいた24矢島 慎也が、無人のゴールへ流し込んで岡山の得点。
6竹田 忠嗣のスルーパスは、素晴らしかった。
3、試合考察
3-1:終盤の采配に関して
この試合で、2-0で、リードしている時にボランチを増やして、バイタルエリアをケアする采配を取った。
これは、自ら主導権を渡してしまう消極的采配だった。
中盤の人数を増やして、前線の人数を減らした事で、カウンター機会を失い一方的展開となった。
その後は、何度か危ない場面を作られたが、3久木田 紳吾と25田所 諒の投入という余裕を持った采配だった。
監督しては、ここで追加点を奪うより、追加点を狙う時のカウンターによる失点を恐れた。
一方で、35岩政 大樹を中心とした守備に絶対的自信を持っており、守り切れるという全幅の信頼を寄せている事が窺えた。
その結果、選手を温存できたのは大きい。
しっかり、得点を守り切る力が岡山にはあり、攻撃的カードを切らなくて良かったのは、過密日程を考えると大きい。
3-2:10千明 聖典のミスの多さ
前節良いパフォーマンスを見せていた10千明 聖典だったが、この試合ボールロストが目立った。
パスミスや囲まれて奪われるシーンも多かった。
しかし、フリーランに変化が見られた。
以前は、同じエリアに居る事が多かったが、裏のスペースへ走ったり、オーバーラップが見られるようになった。
その反動で、プレスが厳しくなり、ボールロストが目立った。
常に全力と言うよりは、セーブする傾向にあり、そこの部分もボールロストに繋がっている。
今後得点に絡むプレーも期待出来そうだが、守備のバランスをどう保つのかそこもポイントになりそうである。
3-3:終盤の本筋の采配とは?(24矢島 慎也の交代)
3-1と重複する部分もあるが、より具体的に述べて行きたい。
まずは、24矢島 慎也交代の正当性について。
24矢島 慎也の交代時に攻撃が機能していなければ、守備固めにシフトするのもありだっただろう。
しかし、トリプルボランチにした場面は、追加点をいつ奪えてもおかしくない内容であり、そこで、流れを渡してしまったのは痛い。
24矢島 慎也を下げた事に関しては、水曜のU-22代表の試合に途中出場で出ているので妥当ではあるが、フォーメーションを変えた事で、前線からのプレスとカウンターの意識を完全に潰してしまった采配となってしまった。
しかし、流れを崩さないために16関戸 健二や11染矢 一樹、3久木田 紳吾という選手をこの段階で投入して、フォーメーションを維持して、戦い方を継続する事で、主導権を渡さない実は、手堅い采配だった。
結局この采配により、フォーメーションを変えた事で、19片山 瑛一への負担は大きくなった。
3-4:終盤の本筋の采配とは?(19片山 瑛一のプレー)
3-3の結果、19片山 瑛一も守備もクリアするのみで全く走らず省エネモードになった。
カウンターを狙う3久木田 紳吾のボールをクリアするというプレーまでする徹底した消極的姿勢。
ハードワークを掲げているならば最後まで、走りきらないといけなかっただろう。
監督の指示か19片山 瑛一の判断か否かは分からないが、攻撃が最大の防御という言葉有る通り、カウンターの芽を残すべきではなかったのかという疑問を持たずにはいられない。
19片山 瑛一の判断だったとしても一人でゴールまで持っていくのは不可能であり、そうしたくなるのも分かる。
何故ならば腰を手を当てるぐらいいつもハードワークし、その時間消耗しているからである。
しかし、それで休ませるならそういったプレーを見せない様に交代させるべきではなかっただろうか?
H:岡山:1-0:39篠原 弘次郎
21加地 亮のクロスのセカンドボールを39篠原 弘次郎が、ダイレクトで左足のシュート。
DFに当たったのか微妙にコースが変わった様に見える地を這う強烈なシュートは、逆を突かれた33山田 元気の右下を抜けて行き岡山の得点。
39篠原 弘次郎は、これが嬉しいプロ初ゴール。
H:岡山:2-0:24矢島 慎也(19片山 瑛一)
最終ライン(高いライン)からドリブルで少し上がって、スルーパスを出す。
これが、19片山 瑛一に通り、GKとの1対1となる。
ここで、シュートを打たず右(ゴール正面)に横パス。
そこに走り込んでいた24矢島 慎也が、無人のゴールへ流し込んで岡山の得点。
6竹田 忠嗣のスルーパスは、素晴らしかった。
3、試合考察
3-1:終盤の采配に関して
この試合で、2-0で、リードしている時にボランチを増やして、バイタルエリアをケアする采配を取った。
これは、自ら主導権を渡してしまう消極的采配だった。
中盤の人数を増やして、前線の人数を減らした事で、カウンター機会を失い一方的展開となった。
その後は、何度か危ない場面を作られたが、3久木田 紳吾と25田所 諒の投入という余裕を持った采配だった。
監督しては、ここで追加点を奪うより、追加点を狙う時のカウンターによる失点を恐れた。
一方で、35岩政 大樹を中心とした守備に絶対的自信を持っており、守り切れるという全幅の信頼を寄せている事が窺えた。
その結果、選手を温存できたのは大きい。
しっかり、得点を守り切る力が岡山にはあり、攻撃的カードを切らなくて良かったのは、過密日程を考えると大きい。
3-2:10千明 聖典のミスの多さ
前節良いパフォーマンスを見せていた10千明 聖典だったが、この試合ボールロストが目立った。
パスミスや囲まれて奪われるシーンも多かった。
しかし、フリーランに変化が見られた。
以前は、同じエリアに居る事が多かったが、裏のスペースへ走ったり、オーバーラップが見られるようになった。
その反動で、プレスが厳しくなり、ボールロストが目立った。
常に全力と言うよりは、セーブする傾向にあり、そこの部分もボールロストに繋がっている。
今後得点に絡むプレーも期待出来そうだが、守備のバランスをどう保つのかそこもポイントになりそうである。
3-3:終盤の本筋の采配とは?(24矢島 慎也の交代)
3-1と重複する部分もあるが、より具体的に述べて行きたい。
まずは、24矢島 慎也交代の正当性について。
24矢島 慎也の交代時に攻撃が機能していなければ、守備固めにシフトするのもありだっただろう。
しかし、トリプルボランチにした場面は、追加点をいつ奪えてもおかしくない内容であり、そこで、流れを渡してしまったのは痛い。
24矢島 慎也を下げた事に関しては、水曜のU-22代表の試合に途中出場で出ているので妥当ではあるが、フォーメーションを変えた事で、前線からのプレスとカウンターの意識を完全に潰してしまった采配となってしまった。
しかし、流れを崩さないために16関戸 健二や11染矢 一樹、3久木田 紳吾という選手をこの段階で投入して、フォーメーションを維持して、戦い方を継続する事で、主導権を渡さない実は、手堅い采配だった。
結局この采配により、フォーメーションを変えた事で、19片山 瑛一への負担は大きくなった。
3-4:終盤の本筋の采配とは?(19片山 瑛一のプレー)
3-3の結果、19片山 瑛一も守備もクリアするのみで全く走らず省エネモードになった。
カウンターを狙う3久木田 紳吾のボールをクリアするというプレーまでする徹底した消極的姿勢。
ハードワークを掲げているならば最後まで、走りきらないといけなかっただろう。
監督の指示か19片山 瑛一の判断か否かは分からないが、攻撃が最大の防御という言葉有る通り、カウンターの芽を残すべきではなかったのかという疑問を持たずにはいられない。
19片山 瑛一の判断だったとしても一人でゴールまで持っていくのは不可能であり、そうしたくなるのも分かる。
何故ならば腰を手を当てるぐらいいつもハードワークし、その時間消耗しているからである。
しかし、それで休ませるならそういったプレーを見せない様に交代させるべきではなかっただろうか?
その3に続く。
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