2015:J2:30節:H:vsアビスパ福岡「原点回帰と結束」その3
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杉野雅昭
2015年08月27日 00:18 visibility46
3-4:35岩政 大樹が難敵17ウェリントンを抑える
この試合の最大の勝因は、相手のキープレーヤーである17ウェリントンを35岩政 大樹が、抑えた事である。
持ち味の空中戦で二人は、激しくやりあった。
双方ともファールを受ける空中戦や接触プレーが多く、忍耐力の必要とされるハードなデュエルが行われた。
結果的に、35岩政 大樹が優位にデュエルを進め、無失点に繋げた。
こういったビックプレーヤーに対して、怯まない心強いキャプテンの存在の大きい。
中央にどっしり構える事が出来て、福岡は、岡山の守備を攻略できなかった。
FWの数を増やして、35岩政 大樹を中央から釣り出すような崩しが福岡に見えず、この二人のデュエルが際立つシーンが多かった。
結果的にそれが、福岡の最大の敗因であり、柔軟な采配を福岡がしていれば、逆の結果になった可能性は十分あった。
3-5:13久保 裕一と9岡本 英也
13久保 裕一は、24矢島 慎也からの精度の高い楔形パスが増えた事で、ポストプレーをする機会が増えた。
足下の技術不足と、巨体ゆえの跳躍不足でもある程度、前線で成功する回数は増えて来た。
9岡本 英也以上に接触に強く、体を張っている。
9岡本 英也は、足下は上手い選手ではあるが、13久保 裕一程当たりは強くない。
故に後半の疲れた時間で9岡本 英也を投入し、得点シーンの様な動きで、得点を奪って貰った方が良いだろう。
恐らく13久保 裕一の方が、長澤 徹の考える1トップ像に近そうである。
しかし、9岡本 英也のこの試合でのゴールを考えても、得点する力に関しては、9岡本 英也の方が高そうである。
その中で、この二人をどう起用していくかが、今後の試合に関係してきそうである。
3-6:足下へのパス
選手同士のミーティングの前には、浮き球のパスが多かったが、この試合では、足下へのパスの割合が増えていた。
勿論、ある程度浮き球のパスもあり、チームとしての攻撃の方向性というのが、良いバランスになっていた。
中でも24矢島 慎也の縦パスの多さというのも大きく、ゴール前により迫れるようになっている。
岡山の前線の選手は、どちらかと言えば、空中戦に弱いので、足下にパスを入れた方が、繋がる可能性高い。
しかし、しっかりとしたポジショニングの守備の形を作られるとそこを通すのは、難しくなる。
そこで、浮き球のパスやサイドチェンジといった比較的スペースが出来やすい所を突いていくのがポイントとなる。
そこの精度を高めて行き、良いパスを通す事で、楔形パスを通しやすい状況を作り易くなる。
攻守のバランスの様にその割合のバランスを上手く取り、効果的攻撃を仕掛けて、前半戦の課題であった得点力不足を改善し、一つでも多くの勝ち点を手にしたい。
3-7:課題と疑問点
Q.セットプレー時に前線に一人残さないのか。
A.一人で打開出来る選手が居れば有効なカウンターを仕掛けれる可能性が高い。
相手の選手も人を残さないといけないので、相手の得点力を下げれる筈である。
一方で、一人で打開出来る選手が居ない。
または、カウンターでの消耗を避ける。
ゴール前の密集度が下がり、スペースが広がる事で駆け引きやポジショニングの重要性が増し、守備の難しさが高くなる。
こういった事が考えられるが、負けている状況などでは、前線に残すという選択肢も取っていいと思う。
Q.セットプレーでの得点が、何故少ないのか。
A.バリエーションやゴール前での工夫が少ない。
この試合の1シーンでは、35岩政 大樹のみ動き回ってマークを外そうという動きを見せていた。
そう考えるとフリーになろうという意識や自分が得点源であるという意識の低さ、35岩政 大樹への依存というのを感じる。
キッカーの精度の低さも勿論あるが、それを差し引きしても重要な得点源という事を考えれば、ポジショニングやロングスロー、ニアへの飛び込みやこの試合で見せたショートコーナーという工夫というのをもっと見せて欲しい。
それだけこの得点源への意識が低く、均衡した試合で、勝負を分ける貴重な得点源であるという認識が無いのではと感じてしまう。
岡山は、守備が良いので、この部分に重点的に力を入れれば、自然と勝率は高くなることは間違いない。
Q.何故、前線の3人がMFよりFWよりの選手が起用されるのか?
A.監督は、浮き球のパスを好んで使って攻める様に指導していた通り、ポゼッションより速攻よりの監督である。
そのため繋いでポゼッションして崩すよりは、1本のパスや空中戦から素早く打開する事の出来る得点力のある選手や空中戦に強い選手を起用した。
影山 雅永前監督は、どちらかと言えば、パスを回すポゼッションよりの監督である。
そのためMFよりの選手を起用する事が多かった。
現状は、やや速攻よりだが、中立的なサッカーに落ち着いた。
しかし、まだどちらも不十分であり、ポゼッションの時は、意表突くパスを出せる選手。
パワープレーや空中戦の時は、そういった空中戦の強さと、セカンドボールを押し込む力。
どちらでも行けるのが、理想だが現状それが出来る選手を獲得できるのは、難しいだろう。
そう考えると、現状戦力でどう戦って行くのが良いのか。
この試合の様にしっかり守って、1チャンスをどうものにするといったサッカーになってしまうだろう。
この試合の最大の勝因は、相手のキープレーヤーである17ウェリントンを35岩政 大樹が、抑えた事である。
持ち味の空中戦で二人は、激しくやりあった。
双方ともファールを受ける空中戦や接触プレーが多く、忍耐力の必要とされるハードなデュエルが行われた。
結果的に、35岩政 大樹が優位にデュエルを進め、無失点に繋げた。
こういったビックプレーヤーに対して、怯まない心強いキャプテンの存在の大きい。
中央にどっしり構える事が出来て、福岡は、岡山の守備を攻略できなかった。
FWの数を増やして、35岩政 大樹を中央から釣り出すような崩しが福岡に見えず、この二人のデュエルが際立つシーンが多かった。
結果的にそれが、福岡の最大の敗因であり、柔軟な采配を福岡がしていれば、逆の結果になった可能性は十分あった。
3-5:13久保 裕一と9岡本 英也
13久保 裕一は、24矢島 慎也からの精度の高い楔形パスが増えた事で、ポストプレーをする機会が増えた。
足下の技術不足と、巨体ゆえの跳躍不足でもある程度、前線で成功する回数は増えて来た。
9岡本 英也以上に接触に強く、体を張っている。
9岡本 英也は、足下は上手い選手ではあるが、13久保 裕一程当たりは強くない。
故に後半の疲れた時間で9岡本 英也を投入し、得点シーンの様な動きで、得点を奪って貰った方が良いだろう。
恐らく13久保 裕一の方が、長澤 徹の考える1トップ像に近そうである。
しかし、9岡本 英也のこの試合でのゴールを考えても、得点する力に関しては、9岡本 英也の方が高そうである。
その中で、この二人をどう起用していくかが、今後の試合に関係してきそうである。
3-6:足下へのパス
選手同士のミーティングの前には、浮き球のパスが多かったが、この試合では、足下へのパスの割合が増えていた。
勿論、ある程度浮き球のパスもあり、チームとしての攻撃の方向性というのが、良いバランスになっていた。
中でも24矢島 慎也の縦パスの多さというのも大きく、ゴール前により迫れるようになっている。
岡山の前線の選手は、どちらかと言えば、空中戦に弱いので、足下にパスを入れた方が、繋がる可能性高い。
しかし、しっかりとしたポジショニングの守備の形を作られるとそこを通すのは、難しくなる。
そこで、浮き球のパスやサイドチェンジといった比較的スペースが出来やすい所を突いていくのがポイントとなる。
そこの精度を高めて行き、良いパスを通す事で、楔形パスを通しやすい状況を作り易くなる。
攻守のバランスの様にその割合のバランスを上手く取り、効果的攻撃を仕掛けて、前半戦の課題であった得点力不足を改善し、一つでも多くの勝ち点を手にしたい。
3-7:課題と疑問点
Q.セットプレー時に前線に一人残さないのか。
A.一人で打開出来る選手が居れば有効なカウンターを仕掛けれる可能性が高い。
相手の選手も人を残さないといけないので、相手の得点力を下げれる筈である。
一方で、一人で打開出来る選手が居ない。
または、カウンターでの消耗を避ける。
ゴール前の密集度が下がり、スペースが広がる事で駆け引きやポジショニングの重要性が増し、守備の難しさが高くなる。
こういった事が考えられるが、負けている状況などでは、前線に残すという選択肢も取っていいと思う。
Q.セットプレーでの得点が、何故少ないのか。
A.バリエーションやゴール前での工夫が少ない。
この試合の1シーンでは、35岩政 大樹のみ動き回ってマークを外そうという動きを見せていた。
そう考えるとフリーになろうという意識や自分が得点源であるという意識の低さ、35岩政 大樹への依存というのを感じる。
キッカーの精度の低さも勿論あるが、それを差し引きしても重要な得点源という事を考えれば、ポジショニングやロングスロー、ニアへの飛び込みやこの試合で見せたショートコーナーという工夫というのをもっと見せて欲しい。
それだけこの得点源への意識が低く、均衡した試合で、勝負を分ける貴重な得点源であるという認識が無いのではと感じてしまう。
岡山は、守備が良いので、この部分に重点的に力を入れれば、自然と勝率は高くなることは間違いない。
Q.何故、前線の3人がMFよりFWよりの選手が起用されるのか?
A.監督は、浮き球のパスを好んで使って攻める様に指導していた通り、ポゼッションより速攻よりの監督である。
そのため繋いでポゼッションして崩すよりは、1本のパスや空中戦から素早く打開する事の出来る得点力のある選手や空中戦に強い選手を起用した。
影山 雅永前監督は、どちらかと言えば、パスを回すポゼッションよりの監督である。
そのためMFよりの選手を起用する事が多かった。
現状は、やや速攻よりだが、中立的なサッカーに落ち着いた。
しかし、まだどちらも不十分であり、ポゼッションの時は、意表突くパスを出せる選手。
パワープレーや空中戦の時は、そういった空中戦の強さと、セカンドボールを押し込む力。
どちらでも行けるのが、理想だが現状それが出来る選手を獲得できるのは、難しいだろう。
そう考えると、現状戦力でどう戦って行くのが良いのか。
この試合の様にしっかり守って、1チャンスをどうものにするといったサッカーになってしまうだろう。
その4に続く。
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- 事務局に通報しました。
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