2012年JリーグベストイレブンとMVP、感想

1、2012年J1ベストイレブンとMVP

森保
一監督(広島)

4-1-2-3

レアンドロ(G大阪)、佐藤 寿人(広島)、豊田 陽平(鳥栖)
柿谷
曜一郎(C大阪)、レアンドロ・ドミンゲス(柏)
青山 敏弘(広島)
槙野 智章(浦和)、チョ・ビョングク(磐田)、田中マルクス
闘莉王(名古屋)、森脇 良太(広島)
西川 周作(広島)

MVP:佐藤
寿人(広島)

青山のみ広島を支えた選手として選出した。
GKもチームの失点数の少なさと出場試合数から西川を選出。
4バックのSBは、本職はCBだが、SBも出来るので、SBの位置に選出した。
後の選手は、得点という結果重視のチョイスにした。

 

2、2012年J2ベストイレブンとMVP

城福
浩監督(甲府)

3-1-3-2-1

ダヴィ(甲府)
阿部 拓馬(東京V)、川又 堅碁(岡山)
武富
孝介(熊本)、中村 充孝(京都)、三平 和司(大分)
パウリーニョ(栃木)
高橋 祥平(東京V)、山口 智(千葉)、山本 英臣(甲府)
中林
洋次(岡山)

MVP:ダヴィ(甲府)

基本的に得点という結果を残した選手をJ1同様に選出。
DF陣は、堅守の山口(千葉)と山本(甲府)を選出した。
DHには、栃木において高い存在感のあるパウリーニョを選出。
やはり、時間の都合上試合を観る時間が減ったので、おかしな点があるかもしれないが、堪忍して欲しい。

3、J1感想

首位チームの勝ち点が、伸びてない割には、最終節の前に優勝が決まった今季。
広島以外が、不甲斐なかったのが、正直な感想。
仙台の近年の健闘や浦和の久々の3位となったが、G大阪のまさかの降格や鹿島の低迷。
全体通して見ると、満足のいかないシーズンとなった。
数年前の様な優勝争いが、数チームある展開に希望したい。
今季の強豪チームの苦戦は、J1の全体のレベルが上がったためかと言われればそうでなくてむしろ逆。
その証拠にACLで、なかなか勝てないのが現状。
やはり、代表クラスの選手のほとんどが、欧州に移籍している事が少なからず影響があるだろう。
さらに近年J2で、圧倒的強さのチームが、そのままJ1でも躍進するケースが続いている。
こういった下からの押し上げによりJリーグの全体のレベルをあげて行き、日本のサッカーのレベルアップに繋げて欲しい。

4、J2感想

全体的にかなりレベルが上がったかなと印象を持ちます。
しかし、今季は、上位はJ1経験チームが占めており、新興クラブに古豪クラブが立ち塞がったシーズンとなった。
その上位は、プレーオフで、大いに盛り上がった。
実際に甲府こそ独走だったが、2位以下勝ち点差1毎に並ぶという激戦だった。
プレーオフ導入元年の今季は、6位のチームが昇格を決めるというある意味、下剋上が、成功したシーズンであり、今後こういったドラマが起きる事を予感されるシーズンとなった。
逆にJFLへの降格制度が導入され、そちらも最終節まで決まらず最後まで気を抜けないシーズンとなった。
また、これに伴いJ3構想が浮上し、早ければ2014年シーズンから導入される。
やはり多くの県からそういったJクラブが生まれる事によりサッカーが、より盛り上がればと思います。
降格した町田には、暫定の救済処置として、5000万の援助があるようだが、早くそういったクラブを救うJ3の誕生が、待ち望まれる。
今季は、そういった感じにプレーオフ制度と降格制度の導入により面白いシーズンだったので、満足出来た。
来季は、G大阪という名門が加わってより面白いJ2になると思われ非常に楽しみ。

Jリーグから世界へ

To Be Continued

by杉野雅昭


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