2015:天皇杯:1回戦:A:vsガイナーレ鳥取「悔し涙が枯れる前に」その2
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杉野雅昭
2015年09月03日 02:01 visibility112
2-2:後半の立ち上がりの先制点(19片山 瑛一:14押谷 祐樹)
後半の早い時間帯に前後のプレーをしっかり把握した訳ではないが、鳥取のラインが高く、ハーフライン付近で、ほぼ数的同数もしくは、有利な状況が生まれた。
14押谷 祐樹が、ドリブルで駆け上がって、スペースに居た19片山 瑛一にパスを出す。
パスを受けた19片山 瑛一は、バイタルエリアの所で、切り替えして囲まれるが、シュートコースを見逃さず、地を這うシュートを放ち、これが、決まって岡山先制。
2-3:今季の岡山の多い得点直後の失点(15山本 大稀:?)
得点の経過をスマホにメモしている時に歓声が上がったので見上げると、岡山のゴール前のシーンだった。
どうやら不十分なクリアだった様で、密集した地帯で、セカンドボールが、最終的にフリーの選手を生み出す流れになってしまった。
PKの位置のやや後方で蹴ったかような感じで、これを鳥取の15山本 大稀が、決めて鳥取同点。
2-4:良い意味で若さが出始めた鳥取
岡山は失点後攻め手を欠いたに対して、鳥取は、今季選手を大幅に入れ替えて、フレッシュなメンバーに変わった通り、運動量で岡山を上回る様になる。
特にメインの席の周りの鳥取サポの方々から「安藤」という名前が聞こえた通り、彼のドリブルが目立った。
逆に岡山は、ドリブラーが、居ないので、疲れた鳥取のDF陣を掻き回す選手がおらず、より攻め手を欠くようになる。
パワープレーが出来る選手もおらず、パスを崩すために必要なポジションを取るための運動量というのがなかった。
2-5:延長戦に突入天候も鳥取の後押し
風上に立つはずの岡山は攻める時には風が止み、鳥取が攻める時に風が吹いた。
これが、有利と不利の話ではなく、こういった天候から岡山に運が無かったと感じた。
セットプレーの流れからハンドによるPKを得たが、19片山 瑛一が止められるというまさかの展開。
試合後泣いていたそうだ。
それだけ重要なPKだった事を19片山 瑛一が、自覚していた。
しかし、19片山 瑛一を擁護するのは、止めた1杉本 拓也のファインセーブに失礼だし、19片山 瑛一の実力不足やメンタル面での弱さ。
こういった物から目を逸らす事になる。
しかし、ロベルト・バッジョの名言「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ」。
この失敗を糧に次に繋げて欲しい。
2-6:勝負を決定づけた岡山の若さ
鳥取とは違って、岡山は悪い方で、若さが出た。
24矢島 慎也が、相手のプレーに対して、激しく起こった事で、一発レッド。
この退場により、辛うじて保っていた均衡が崩れた。
2-7:この日のヒーロー(13安藤 由翔:?)
それは、サイドからのクロスからだった。
なんとクロス先に居た13安藤 由翔が、ダイレクトボレー。
これが、22椎名 一馬の正面に飛ぶが、あまりに強烈で怯んだのか、触れず、岡山のゴールに突き刺さった。
延長後半でのエクセレントなスーパーゴールを13安藤 由翔が決めた。
1中林 洋次であったら止められたのではないかと思ってしまった。
2-8:試合を通して感じた22椎名 一馬と1中林 洋次との差
しかしこの失点シーン以外でも1中林 洋次との差を感じる場面が多かった。
ビルトアップでも球離れが遅かった事で、リズムが悪く、フラストレーションが溜まった。
選手の方もバックパスを左利きの1中林 洋次に出すようなバックパスが多かった。
こういったズレが、チームとしてのバランスを少し、崩していた。
2-9:リーグ戦に向けて感じた浮上のためのポイント
実は、この試合セットプレーに得点の匂いがした。
それが決まっていれば、結果は変わった筈である。
タイミングと精度があった事で、強烈なヘッドというのが多く見れたが、枠を捉えれなかった。
右の33伊藤 大介と左の7黄 辰成(ファン・ジンソン)。
これで、両足のキッカーが揃った。
35岩政 大樹、13久保 裕一(9岡本 英也)といった高さのある選手。
セットプレーの得点に向けて、最低限のメンバーが、揃った。
現在の監督の指導力とサッカーの方向性を考えれば、カウンターとポゼッション、個人の崩しよりは、粘り強く守って、セットプレーから勝負を決める。
まさしく、前半戦で見せた金沢の様な強さ。
つまり黄金時代の鹿島の様に1点差で、勝つようなサッカー。
これが出来ているが、そこから勝てるサッカーに持っていくことが出来ていない。
しかし、それを可能とする選手構成ではなく、継続性というよりは、影山 雅永監督の破壊し、創造していかないと行けない。
果たして、それだけの余裕が岡山にあるのだろうか…?
後半の早い時間帯に前後のプレーをしっかり把握した訳ではないが、鳥取のラインが高く、ハーフライン付近で、ほぼ数的同数もしくは、有利な状況が生まれた。
14押谷 祐樹が、ドリブルで駆け上がって、スペースに居た19片山 瑛一にパスを出す。
パスを受けた19片山 瑛一は、バイタルエリアの所で、切り替えして囲まれるが、シュートコースを見逃さず、地を這うシュートを放ち、これが、決まって岡山先制。
2-3:今季の岡山の多い得点直後の失点(15山本 大稀:?)
得点の経過をスマホにメモしている時に歓声が上がったので見上げると、岡山のゴール前のシーンだった。
どうやら不十分なクリアだった様で、密集した地帯で、セカンドボールが、最終的にフリーの選手を生み出す流れになってしまった。
PKの位置のやや後方で蹴ったかような感じで、これを鳥取の15山本 大稀が、決めて鳥取同点。
2-4:良い意味で若さが出始めた鳥取
岡山は失点後攻め手を欠いたに対して、鳥取は、今季選手を大幅に入れ替えて、フレッシュなメンバーに変わった通り、運動量で岡山を上回る様になる。
特にメインの席の周りの鳥取サポの方々から「安藤」という名前が聞こえた通り、彼のドリブルが目立った。
逆に岡山は、ドリブラーが、居ないので、疲れた鳥取のDF陣を掻き回す選手がおらず、より攻め手を欠くようになる。
パワープレーが出来る選手もおらず、パスを崩すために必要なポジションを取るための運動量というのがなかった。
2-5:延長戦に突入天候も鳥取の後押し
風上に立つはずの岡山は攻める時には風が止み、鳥取が攻める時に風が吹いた。
これが、有利と不利の話ではなく、こういった天候から岡山に運が無かったと感じた。
セットプレーの流れからハンドによるPKを得たが、19片山 瑛一が止められるというまさかの展開。
試合後泣いていたそうだ。
それだけ重要なPKだった事を19片山 瑛一が、自覚していた。
しかし、19片山 瑛一を擁護するのは、止めた1杉本 拓也のファインセーブに失礼だし、19片山 瑛一の実力不足やメンタル面での弱さ。
こういった物から目を逸らす事になる。
しかし、ロベルト・バッジョの名言「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ」。
この失敗を糧に次に繋げて欲しい。
2-6:勝負を決定づけた岡山の若さ
鳥取とは違って、岡山は悪い方で、若さが出た。
24矢島 慎也が、相手のプレーに対して、激しく起こった事で、一発レッド。
この退場により、辛うじて保っていた均衡が崩れた。
2-7:この日のヒーロー(13安藤 由翔:?)
それは、サイドからのクロスからだった。
なんとクロス先に居た13安藤 由翔が、ダイレクトボレー。
これが、22椎名 一馬の正面に飛ぶが、あまりに強烈で怯んだのか、触れず、岡山のゴールに突き刺さった。
延長後半でのエクセレントなスーパーゴールを13安藤 由翔が決めた。
1中林 洋次であったら止められたのではないかと思ってしまった。
2-8:試合を通して感じた22椎名 一馬と1中林 洋次との差
しかしこの失点シーン以外でも1中林 洋次との差を感じる場面が多かった。
ビルトアップでも球離れが遅かった事で、リズムが悪く、フラストレーションが溜まった。
選手の方もバックパスを左利きの1中林 洋次に出すようなバックパスが多かった。
こういったズレが、チームとしてのバランスを少し、崩していた。
2-9:リーグ戦に向けて感じた浮上のためのポイント
実は、この試合セットプレーに得点の匂いがした。
それが決まっていれば、結果は変わった筈である。
タイミングと精度があった事で、強烈なヘッドというのが多く見れたが、枠を捉えれなかった。
右の33伊藤 大介と左の7黄 辰成(ファン・ジンソン)。
これで、両足のキッカーが揃った。
35岩政 大樹、13久保 裕一(9岡本 英也)といった高さのある選手。
セットプレーの得点に向けて、最低限のメンバーが、揃った。
現在の監督の指導力とサッカーの方向性を考えれば、カウンターとポゼッション、個人の崩しよりは、粘り強く守って、セットプレーから勝負を決める。
まさしく、前半戦で見せた金沢の様な強さ。
つまり黄金時代の鹿島の様に1点差で、勝つようなサッカー。
これが出来ているが、そこから勝てるサッカーに持っていくことが出来ていない。
しかし、それを可能とする選手構成ではなく、継続性というよりは、影山 雅永監督の破壊し、創造していかないと行けない。
果たして、それだけの余裕が岡山にあるのだろうか…?
その3に続く。
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