2015:A代表:W杯アジア2次予選:中立:vsシリア「前半戦の戦い方」その2
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杉野雅昭
2015年10月12日 18:31 visibility157
3、得点分析
A:日本:0-1:4本田 圭佑(PK)
経過
シリアのクリアボールがルーズなボールとなった事で、22吉田 麻也が、日本ゴールを向いてのプレーして対応する場面が、生じる。
8ハリビンのプレスを受けた事で、22吉田 麻也は、バックパスを選択。
しかし、ここで22吉田 麻也が出したバックパスは、12西川 周作の利き足ちは逆の方向へのパスかつゴール前から離れなければならない精度の悪いボールだった。
8ハリビンのプレスを受けていたためミスの許されない難しい状況だったが、ラインを割る前に右足でのダイレクトリターンパスをサイドに開いていた22吉田 麻也へと出す。
22吉田 麻也は、再び日本のゴールラインを向いての対応を迫られるが、1トラップ後に8ハリビンが触れそうで触れないバックパスを出す。
12西川 周作は、冷静にそのパスを1トラップで持ち直して、前線へコントロールしたフィードを出す。
残念ながら13サバグ?が競り勝ち前方へ出すも苦し紛れのクリアに近く、7アル・ジャーファルへ通ったもののタッチライン際で、中へのパスを出すも日本の22吉田 麻也が、そのパスコースの先に居たのでパスカットする。
22吉田 麻也はそのパスカットのシーンで、ダイレクトで17長谷部 誠に繋ぐ。
17長谷部 誠は、前方をルックすると9岡崎 慎司の動きを見逃さずスルーパスを出す。
9岡崎 慎司にそのスルーパスが通り、ペナルティエリア内に侵入する。
9岡崎 慎司は強めにタッチしてボールを前方に出したタイミングで、2アル・サリーフが後方から9岡崎 慎司を押し倒してしまい日本がPK獲得。
GK22アルマーが、4本田 圭佑が蹴る前にポジションを前に出て動き出していたが、4本田 圭佑は、冷静にGK22アルマーの逆を突いて、PKを成功させて、日本先制。
分析
後ろのパスの繋ぎに問題あったと言えるシーンであった。
まず、リスキーなバックパスや危険なパス交換が後ろで行われた事。
12西川 周作だからそういったプレーを選択したのかもしれないが、後ろでは極力危険なプレーは避けなければならない。
ここで、得点まで繋がったもののシリアの圧力を受けた形となっており、一歩間違えば失点に繋がる可能性もあったシーンであった。
勿論、日本の選手の技術を考えれば問題の無いプレーだったと言えるのかもしれないが、この試合では、ボールを奪われて危ないシーンを何度も作られて居たので、「問題無かった」という結論に至る事は出来ない。
円滑かつ効果的なポゼッションを目指して行く必要がある。
ここで言うポゼッションというのは、単に繋ぐのではなく、速攻と遅攻を織り交ぜた得点を奪うためのポゼッションである。
つまり、スルーパスに繋げるためのフリーランによる錯乱に繋げる効果的攻撃の事である。
如何にパスをリスクを少なくした「賢い」パスで、PKに繋がった様な隙を生み出すか。
まだ、ここに改善の余地があると言う得点までの流れであった。
A:日本:0-2:9岡崎 慎司(10香川 真司)
経過
4本田 圭佑のFKというシーンだったが、意表を突いて近くの選手へのパスを選択。
パスを受けた11宇佐美 貴史は、左の4本田 圭佑の位置から見て、ファーサイドへのクロスを入れる。
このボールはシリアの選手と20槙野 智章の頭上を越えて行った。
その先に居た10香川 真司へと通る。
その10香川 真司に対して、15アル・シャブリがポジションを離れて対応する。
10香川 真司が、15アル・シャブリを突破した事で、15アル・シャブリの居たスペースを使う事が出来た。
そのスペースからゴール前まで迫り立ち塞がった2アル・サリーフの股を抜きその先に居た9岡崎 慎司が、合わせて浮き球のシュートを放って、日本の追加点。
分析
直接のゴールを狙うFKやCK、直接合わせるFKやCK。
どちらも得点に繋がっておらず、こういった意表を突くシーンが多かった。
最近のJリーグを見てもFKやCKのスペシャリストというのが少なく、上背のあって空中戦に強い選手が少ない。
これは、最近のユース世代で、ポゼッションと運動量というのが、重視された事で、こういったセットプレーが弱くなったことも関係しているのではないだろうか。
しかし、これはどうしようも無いので、それ以外の部分で勝負する。
それが、今回のパスで1クッション入れるプレーやショートコーナー、クイックリスタートなどの変化を付ける事に繋がっている。
実際このシーンでは、得点に繋がった。
10香川 真司のドリブル突破力と股を通すサッカーセンスは、流石である。
9岡崎 慎司も10香川 真司が、股を通すと察知しており、そこに飛び込む嗅覚と、しっかり浮かしたシュートを放つ得点感覚。
そういった凄さの出た得点。
A:日本:0-1:4本田 圭佑(PK)
経過
シリアのクリアボールがルーズなボールとなった事で、22吉田 麻也が、日本ゴールを向いてのプレーして対応する場面が、生じる。
8ハリビンのプレスを受けた事で、22吉田 麻也は、バックパスを選択。
しかし、ここで22吉田 麻也が出したバックパスは、12西川 周作の利き足ちは逆の方向へのパスかつゴール前から離れなければならない精度の悪いボールだった。
8ハリビンのプレスを受けていたためミスの許されない難しい状況だったが、ラインを割る前に右足でのダイレクトリターンパスをサイドに開いていた22吉田 麻也へと出す。
22吉田 麻也は、再び日本のゴールラインを向いての対応を迫られるが、1トラップ後に8ハリビンが触れそうで触れないバックパスを出す。
12西川 周作は、冷静にそのパスを1トラップで持ち直して、前線へコントロールしたフィードを出す。
残念ながら13サバグ?が競り勝ち前方へ出すも苦し紛れのクリアに近く、7アル・ジャーファルへ通ったもののタッチライン際で、中へのパスを出すも日本の22吉田 麻也が、そのパスコースの先に居たのでパスカットする。
22吉田 麻也はそのパスカットのシーンで、ダイレクトで17長谷部 誠に繋ぐ。
17長谷部 誠は、前方をルックすると9岡崎 慎司の動きを見逃さずスルーパスを出す。
9岡崎 慎司にそのスルーパスが通り、ペナルティエリア内に侵入する。
9岡崎 慎司は強めにタッチしてボールを前方に出したタイミングで、2アル・サリーフが後方から9岡崎 慎司を押し倒してしまい日本がPK獲得。
GK22アルマーが、4本田 圭佑が蹴る前にポジションを前に出て動き出していたが、4本田 圭佑は、冷静にGK22アルマーの逆を突いて、PKを成功させて、日本先制。
分析
後ろのパスの繋ぎに問題あったと言えるシーンであった。
まず、リスキーなバックパスや危険なパス交換が後ろで行われた事。
12西川 周作だからそういったプレーを選択したのかもしれないが、後ろでは極力危険なプレーは避けなければならない。
ここで、得点まで繋がったもののシリアの圧力を受けた形となっており、一歩間違えば失点に繋がる可能性もあったシーンであった。
勿論、日本の選手の技術を考えれば問題の無いプレーだったと言えるのかもしれないが、この試合では、ボールを奪われて危ないシーンを何度も作られて居たので、「問題無かった」という結論に至る事は出来ない。
円滑かつ効果的なポゼッションを目指して行く必要がある。
ここで言うポゼッションというのは、単に繋ぐのではなく、速攻と遅攻を織り交ぜた得点を奪うためのポゼッションである。
つまり、スルーパスに繋げるためのフリーランによる錯乱に繋げる効果的攻撃の事である。
如何にパスをリスクを少なくした「賢い」パスで、PKに繋がった様な隙を生み出すか。
まだ、ここに改善の余地があると言う得点までの流れであった。
A:日本:0-2:9岡崎 慎司(10香川 真司)
経過
4本田 圭佑のFKというシーンだったが、意表を突いて近くの選手へのパスを選択。
パスを受けた11宇佐美 貴史は、左の4本田 圭佑の位置から見て、ファーサイドへのクロスを入れる。
このボールはシリアの選手と20槙野 智章の頭上を越えて行った。
その先に居た10香川 真司へと通る。
その10香川 真司に対して、15アル・シャブリがポジションを離れて対応する。
10香川 真司が、15アル・シャブリを突破した事で、15アル・シャブリの居たスペースを使う事が出来た。
そのスペースからゴール前まで迫り立ち塞がった2アル・サリーフの股を抜きその先に居た9岡崎 慎司が、合わせて浮き球のシュートを放って、日本の追加点。
分析
直接のゴールを狙うFKやCK、直接合わせるFKやCK。
どちらも得点に繋がっておらず、こういった意表を突くシーンが多かった。
最近のJリーグを見てもFKやCKのスペシャリストというのが少なく、上背のあって空中戦に強い選手が少ない。
これは、最近のユース世代で、ポゼッションと運動量というのが、重視された事で、こういったセットプレーが弱くなったことも関係しているのではないだろうか。
しかし、これはどうしようも無いので、それ以外の部分で勝負する。
それが、今回のパスで1クッション入れるプレーやショートコーナー、クイックリスタートなどの変化を付ける事に繋がっている。
実際このシーンでは、得点に繋がった。
10香川 真司のドリブル突破力と股を通すサッカーセンスは、流石である。
9岡崎 慎司も10香川 真司が、股を通すと察知しており、そこに飛び込む嗅覚と、しっかり浮かしたシュートを放つ得点感覚。
そういった凄さの出た得点。
その3に続く。
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