2015:JFL:後期13節:H:vsMIOびわこ滋賀「常に変化し前進あるのみ」その2
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杉野雅昭
2015年11月07日 20:52 visibility71
2、得点経過
A:滋賀:0-1:24柳澤 隼(10斉藤 達也)
10斉藤 達也のクロスがファーサイドまで流れる。
ファーサイドにポジションを取っていた24柳澤 隼が、ペナルティエリア内ゴールの至近距離から合わせて、シュート。
これがゴールを揺らして滋賀先制。
3、試合評価
攻撃
評価:D
15小林 秀征をターゲットに裏へのパスやハイボールを送るというのを狙いの一つにするサッカーを展開。
15小林 秀征には、スピードがあるので、通るのは通るが、DHの攻撃参加を含め、そのパスを受けた後にどうシュートまで持っていくのか。
そういった狙いのある連動性や狙いが見えなかった。
そもそもパスの精度とクリア精度に問題があり、15小林 秀征を活かし切れない傾向にある。
今後トップを目指す上で、その精度の向上は、必要不可欠。
また、スペースを消された時の崩しの形というのが、確立されておらず、この試合でもバイタル付近まで入れた所からシュートまで持っていくという最後の所で、まだまだ足りないものが多い。
トップでも前線の人数が不足する事が多く、そういった所で、どれだけ輝けるか。
そこを詰めて行けば十分トップも狙える筈である。
守備
評価:C
10加藤 健人の所で、不慣れなCBというポジションで、不安定なプレーが目立った。
逆サイドの6寄特 直人もデュエルの部分で、後手を踏むことが多かった。
回数が少ない中、楔形パスを入れられた時にそこから展開されて、シュートまで持っていかれる事が多かった。
この試合の様に簡単にポストプレーをされたら試合が難しくなる。
また、CBの左右のスペースを使われる点もあった。
失点のシーンもまさにその形。
しかし、15小林 秀征を中心としたハイプレスは、非常に効果的であり、チームとして出来る事はある程度出来ている。
サイドのスペースのケアの仕方であったり、連動性に関しては大きな崩れこそなかったが、1対1の部分でもう少しなんとかしたかった。
采配
評価:D
ポゼッションを志向する事自体は、間違っていない。
しかし、交代選手を本職でないポジションで起用するという不可解な采配を進めている。
一時期は、確かにそれは機能したが、この試合では、明らかに最後まで行けていない。
前線の運動量が下がる傾向にあるので、DFの選手がベンチに集中する(ベンチスタート)という状況を踏まえて、4板野 圭竜や13宮本 樹明といった選手の起用を考えるべきである。
チームの進めるベクトルを考えた時にポゼッションこそ望めないが、育成を目的としたチームに置いて、こういった起用法は、どうなのか。
そこは、勝っている時も疑問点としてあった。
やはり結果が出なくなった以上、柔軟な選手起用。
二人同時起用とまでは行かなくても、どちらかだけでも起用すべきである。
総合
評価:D
チームとして「全員守備全員攻撃」というスタイルの下ハードワーク出来ている。
前線の選手は、前半から献身的にハイプレスをかける。
途中ポジションを変えたりして、負担を減らす事で、ターンオーバーの様に長い時間ハイプレスをかける事が出来ている。
攻撃時のビルトアップの力も高いが、相手が前がかりにくれば発揮できる力であり、最近の対戦相手の様にスペースを消された時に苦しい。
実際にロングパス一本を跳ね返す力が無いので、引いて守られても形を作られてしまう。
言ってしまえば、細かい部分こそ違うが、勝っていた時と逆のサッカーをやられて負ける試合が続いている。
勿論、選手層の薄い状況での出場停止や怪我、気候の変化といった条件の違いなどもあり、正攻法で負けた試合もある。
しかし、サッカーというスポーツを考えれば、十分挽回の余地もあり、継続性を重視する中、変化も厭わない柔軟性も欲しい。
4板野 圭竜はのFW起用は、十分面白くありだと思うが、10加藤 健人をCBでの起用は、勿体ない。
彼の上下動の動きというのは、攻撃の厚みを生み出していた事も事実であり、バランスを上手く取っていく必要がある。
A:滋賀:0-1:24柳澤 隼(10斉藤 達也)
10斉藤 達也のクロスがファーサイドまで流れる。
ファーサイドにポジションを取っていた24柳澤 隼が、ペナルティエリア内ゴールの至近距離から合わせて、シュート。
これがゴールを揺らして滋賀先制。
3、試合評価
攻撃
評価:D
15小林 秀征をターゲットに裏へのパスやハイボールを送るというのを狙いの一つにするサッカーを展開。
15小林 秀征には、スピードがあるので、通るのは通るが、DHの攻撃参加を含め、そのパスを受けた後にどうシュートまで持っていくのか。
そういった狙いのある連動性や狙いが見えなかった。
そもそもパスの精度とクリア精度に問題があり、15小林 秀征を活かし切れない傾向にある。
今後トップを目指す上で、その精度の向上は、必要不可欠。
また、スペースを消された時の崩しの形というのが、確立されておらず、この試合でもバイタル付近まで入れた所からシュートまで持っていくという最後の所で、まだまだ足りないものが多い。
トップでも前線の人数が不足する事が多く、そういった所で、どれだけ輝けるか。
そこを詰めて行けば十分トップも狙える筈である。
守備
評価:C
10加藤 健人の所で、不慣れなCBというポジションで、不安定なプレーが目立った。
逆サイドの6寄特 直人もデュエルの部分で、後手を踏むことが多かった。
回数が少ない中、楔形パスを入れられた時にそこから展開されて、シュートまで持っていかれる事が多かった。
この試合の様に簡単にポストプレーをされたら試合が難しくなる。
また、CBの左右のスペースを使われる点もあった。
失点のシーンもまさにその形。
しかし、15小林 秀征を中心としたハイプレスは、非常に効果的であり、チームとして出来る事はある程度出来ている。
サイドのスペースのケアの仕方であったり、連動性に関しては大きな崩れこそなかったが、1対1の部分でもう少しなんとかしたかった。
采配
評価:D
ポゼッションを志向する事自体は、間違っていない。
しかし、交代選手を本職でないポジションで起用するという不可解な采配を進めている。
一時期は、確かにそれは機能したが、この試合では、明らかに最後まで行けていない。
前線の運動量が下がる傾向にあるので、DFの選手がベンチに集中する(ベンチスタート)という状況を踏まえて、4板野 圭竜や13宮本 樹明といった選手の起用を考えるべきである。
チームの進めるベクトルを考えた時にポゼッションこそ望めないが、育成を目的としたチームに置いて、こういった起用法は、どうなのか。
そこは、勝っている時も疑問点としてあった。
やはり結果が出なくなった以上、柔軟な選手起用。
二人同時起用とまでは行かなくても、どちらかだけでも起用すべきである。
総合
評価:D
チームとして「全員守備全員攻撃」というスタイルの下ハードワーク出来ている。
前線の選手は、前半から献身的にハイプレスをかける。
途中ポジションを変えたりして、負担を減らす事で、ターンオーバーの様に長い時間ハイプレスをかける事が出来ている。
攻撃時のビルトアップの力も高いが、相手が前がかりにくれば発揮できる力であり、最近の対戦相手の様にスペースを消された時に苦しい。
実際にロングパス一本を跳ね返す力が無いので、引いて守られても形を作られてしまう。
言ってしまえば、細かい部分こそ違うが、勝っていた時と逆のサッカーをやられて負ける試合が続いている。
勿論、選手層の薄い状況での出場停止や怪我、気候の変化といった条件の違いなどもあり、正攻法で負けた試合もある。
しかし、サッカーというスポーツを考えれば、十分挽回の余地もあり、継続性を重視する中、変化も厭わない柔軟性も欲しい。
4板野 圭竜はのFW起用は、十分面白くありだと思うが、10加藤 健人をCBでの起用は、勿体ない。
彼の上下動の動きというのは、攻撃の厚みを生み出していた事も事実であり、バランスを上手く取っていく必要がある。
その3に続く。
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