2016:U-23代表:アジア五輪最終予選:グループリーグ2戦目:中立:vsタイ「地上戦を制し快勝でグループリーグ突破」その2
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杉野雅昭
2016年01月17日 02:24 visibility92
2、戦評
今日勝てば、決勝トーナメント進出が決まる日本代表。
対して、初戦引き分けた事で、勝利が欲しいA代表を多数擁するタイ代表。
両チームこの試合を勝利を目指して挑む事で、難しい試合になる事が間違いない試合が、キックオフ。
試合開始すぐタイが個人技と連携で、崩してきて危ない場面もあったが、日本は防ぐ。
すると日本が猛攻を仕掛けるもポストバーとクロスバーに当たって決まらない。
開始して慌ただしい時間が過ぎてゲームは落ち着く。
それでも3遠藤 航の裏へのミドルスルーパスでを鈴木 武蔵が頭でボールコントロールし、上手くフリーに近い状況になり、シュートを放ちこれが決まって日本先制。
その後は、日本がやや主導権を握るもののタイもカウンターからの個人技を活かした攻めに迫力があり、一進一退の攻防が繰り広げられた。
結局前半は、1-0で日本がリードして折り返す。
後半開始からメンバーを代えて後半に臨む両チーム。
流れを掴んだ日本が、裏へ抜け出した20オナイウ 阿道の折り返しが流れた所を7原川 力が回収。
そのままライン際まで切り込んでクロスを入れる。
このクロスに21矢島 慎也が、ヘッドでゴールに叩き込んで日本追加点。
日本がPKを与えてしまうが、滑ってクロスバーを直撃し、助かる。
さらに日本は、4岩波 拓也がインターセプトからそのまま駆け上がり、絶妙なタイミングで、11久保 裕也にスルーパス。
裏へ完全に抜け出した11久保 裕也は、GKとの1対1を制し、シュートがGKに当たるもそのままゴールに吸い込まれて駄目押し点が決まる。
11久保 裕也は、ファール受け手PKを獲得すると自ら蹴りこれをGKの飛んだ逆に決めて、追加点。
その後もチャンスもあったが、5点目はならなかった。
それでも日本は快勝でグループリーグ突破し、次戦は一位通過を目指す。
3、試合評
攻撃評価:B
裏とサイドのスペースを上手く使う事が出来た。
PKを得たシーンもスペースを突いて受けたファールから始まっており、得点シーンは全て上手くスペースを突いた事で生まれたものであった。
今回のメンバーは、スピードと高さといった部分で特徴がある選手が多く、そういった部分を活かした力強さというのが、前線の選手達にはあった。
その中で21矢島 慎也の味方を活かすプレーであったり、7原川 力の展開力や3遠藤 航の正確なパスというのは、日本の攻撃を支えていた。
右サイドの21矢島 慎也と12室屋 成と関係性も良く重厚な攻撃が出来ていた。
対して、左サイドは、14豊川 雄太が、パスを出されて生きる選手なので、連動性に欠けたが、スペースへの飛び出しであったり、クロスという攻撃で見せ場を作った。
ただ、もう少し15亀川 諒史の攻撃参加であったり、連動したプレーを増やしたい。
前線の選手は、決めきれない場面もあったものの11久保 裕也は決定力、9鈴木 武蔵は力強さ、16浅野 拓磨はスピード、20オナイウ 阿道は強さと巧さ、18南野 拓実はスピーディなボールコントロールといった部分は良かった。
スペースがあればある程度崩せるというのを証明出来た点は良かった。
守備評価:B
前線からGKまで連動した守備が出来ていた。
プレスに行く場面と攻撃に受けてスペースを消す守備。
ドリブルやパスでの崩しに対して、しっかり寄せて、囲い込む。
18チャナティブからはなかなか奪いきれなかったが、危険な場面を最小限に抑える事が出来た。
4-4-2の利点を最大限活かしたバランスの取れた守備が出来ていた。
中でも13奈良 竜樹の気持ち籠った守備というのは、A代表のヴァヒド・ハリルホジッチの目指すデュエルの強さというのを感じた。
この試合では、タイにパワープレーを仕掛ける事の出来る戦力が無かったので、そういったウィークポイントを使われるという事はなかったのも大きかった。
采配評価:B
スタメンから外す選手とスタメンに残す選手。
こういった判断は巧く出来た。
交代采配も当たり、90分間通して高いパフォーマンスを維持する事が出来た。
選手層の厚さというのを最大限活かせた。
2連勝という結果を得た事で、グループリーグ突破を決めれた。
この結果により次戦の3戦目は核となる選手も外す事が出来る。
その辺りをどう判断し、首位通過に向けて結果を残す事が出来るのか。
そこは、要注目である。
総評:B
結果は、完勝と言えた。
しかし、タイというチームが日本よりフィジイカルが劣るという珍しいチームだった事を考えれば、相性が良かったと言える。
地上戦でパスワークやドリブルで仕掛けるというサッカーは、Jリーグでも多く、守り易く攻守の切り替えからの攻撃に移るのも自然に行う事が出来た。
そういった意味では、初戦の北朝鮮の様にパワープレーを仕掛けるチームを苦手した試合とは違った内容というのは、ある意味自然である。
しかし、決勝トーナメントに進出すれば、そういったフィジカルに加えて日本の様に地上戦の得意なチームもあり、手放しでは喜べない。
タイの様にフィジカルコンタクトを恐れないデュエルで負けない。
これは、タイに学ぶべき点であり、その部分を避けずに力強いサッカーで、五輪出場権獲得に向けて戦っていって欲しい。
今日勝てば、決勝トーナメント進出が決まる日本代表。
対して、初戦引き分けた事で、勝利が欲しいA代表を多数擁するタイ代表。
両チームこの試合を勝利を目指して挑む事で、難しい試合になる事が間違いない試合が、キックオフ。
試合開始すぐタイが個人技と連携で、崩してきて危ない場面もあったが、日本は防ぐ。
すると日本が猛攻を仕掛けるもポストバーとクロスバーに当たって決まらない。
開始して慌ただしい時間が過ぎてゲームは落ち着く。
それでも3遠藤 航の裏へのミドルスルーパスでを鈴木 武蔵が頭でボールコントロールし、上手くフリーに近い状況になり、シュートを放ちこれが決まって日本先制。
その後は、日本がやや主導権を握るもののタイもカウンターからの個人技を活かした攻めに迫力があり、一進一退の攻防が繰り広げられた。
結局前半は、1-0で日本がリードして折り返す。
後半開始からメンバーを代えて後半に臨む両チーム。
流れを掴んだ日本が、裏へ抜け出した20オナイウ 阿道の折り返しが流れた所を7原川 力が回収。
そのままライン際まで切り込んでクロスを入れる。
このクロスに21矢島 慎也が、ヘッドでゴールに叩き込んで日本追加点。
日本がPKを与えてしまうが、滑ってクロスバーを直撃し、助かる。
さらに日本は、4岩波 拓也がインターセプトからそのまま駆け上がり、絶妙なタイミングで、11久保 裕也にスルーパス。
裏へ完全に抜け出した11久保 裕也は、GKとの1対1を制し、シュートがGKに当たるもそのままゴールに吸い込まれて駄目押し点が決まる。
11久保 裕也は、ファール受け手PKを獲得すると自ら蹴りこれをGKの飛んだ逆に決めて、追加点。
その後もチャンスもあったが、5点目はならなかった。
それでも日本は快勝でグループリーグ突破し、次戦は一位通過を目指す。
3、試合評
攻撃評価:B
裏とサイドのスペースを上手く使う事が出来た。
PKを得たシーンもスペースを突いて受けたファールから始まっており、得点シーンは全て上手くスペースを突いた事で生まれたものであった。
今回のメンバーは、スピードと高さといった部分で特徴がある選手が多く、そういった部分を活かした力強さというのが、前線の選手達にはあった。
その中で21矢島 慎也の味方を活かすプレーであったり、7原川 力の展開力や3遠藤 航の正確なパスというのは、日本の攻撃を支えていた。
右サイドの21矢島 慎也と12室屋 成と関係性も良く重厚な攻撃が出来ていた。
対して、左サイドは、14豊川 雄太が、パスを出されて生きる選手なので、連動性に欠けたが、スペースへの飛び出しであったり、クロスという攻撃で見せ場を作った。
ただ、もう少し15亀川 諒史の攻撃参加であったり、連動したプレーを増やしたい。
前線の選手は、決めきれない場面もあったものの11久保 裕也は決定力、9鈴木 武蔵は力強さ、16浅野 拓磨はスピード、20オナイウ 阿道は強さと巧さ、18南野 拓実はスピーディなボールコントロールといった部分は良かった。
スペースがあればある程度崩せるというのを証明出来た点は良かった。
守備評価:B
前線からGKまで連動した守備が出来ていた。
プレスに行く場面と攻撃に受けてスペースを消す守備。
ドリブルやパスでの崩しに対して、しっかり寄せて、囲い込む。
18チャナティブからはなかなか奪いきれなかったが、危険な場面を最小限に抑える事が出来た。
4-4-2の利点を最大限活かしたバランスの取れた守備が出来ていた。
中でも13奈良 竜樹の気持ち籠った守備というのは、A代表のヴァヒド・ハリルホジッチの目指すデュエルの強さというのを感じた。
この試合では、タイにパワープレーを仕掛ける事の出来る戦力が無かったので、そういったウィークポイントを使われるという事はなかったのも大きかった。
采配評価:B
スタメンから外す選手とスタメンに残す選手。
こういった判断は巧く出来た。
交代采配も当たり、90分間通して高いパフォーマンスを維持する事が出来た。
選手層の厚さというのを最大限活かせた。
2連勝という結果を得た事で、グループリーグ突破を決めれた。
この結果により次戦の3戦目は核となる選手も外す事が出来る。
その辺りをどう判断し、首位通過に向けて結果を残す事が出来るのか。
そこは、要注目である。
総評:B
結果は、完勝と言えた。
しかし、タイというチームが日本よりフィジイカルが劣るという珍しいチームだった事を考えれば、相性が良かったと言える。
地上戦でパスワークやドリブルで仕掛けるというサッカーは、Jリーグでも多く、守り易く攻守の切り替えからの攻撃に移るのも自然に行う事が出来た。
そういった意味では、初戦の北朝鮮の様にパワープレーを仕掛けるチームを苦手した試合とは違った内容というのは、ある意味自然である。
しかし、決勝トーナメントに進出すれば、そういったフィジカルに加えて日本の様に地上戦の得意なチームもあり、手放しでは喜べない。
タイの様にフィジカルコンタクトを恐れないデュエルで負けない。
これは、タイに学ぶべき点であり、その部分を避けずに力強いサッカーで、五輪出場権獲得に向けて戦っていって欲しい。
その3に続く。
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