J1順位予想2016その1

3、順位予想

Sグループ

1位：ガンバ大阪：88（91）

G大阪U-23始動により選手層が厚くなった。
育成型期限付き移籍制度によりJ3と同時並行しつつ、
必要に応じてトップチームの各カップ戦に出場させる。
昨季以上にタフなチームとなるだろう。
また、その制度により高いモチベーションになり競争が激しくなる。
これによりチームの総合力が上がる。
そして、今季は、新スタジアムが出来た事でより、
G大阪のサポーターの力になるだけではなく、
選手のモチベーションも高い。
スタジアム建築の関係なので、昨季抑えていた補強にも積極的。
右足の7遠藤 保仁と、左足の25藤本 淳吾という左右のJリーグトップクラスのキッカーを揃えて、
シーズン途中の移籍が予想される39宇佐美 貴史の代役として、9ｱﾃﾞﾐｳｿﾝを獲得。
覇権奪回に向けての死角はない。

2位：サンフレッチェ広島：85（88）

誰が出ても高いパフォーマンスを出せる選手層の厚いチーム。
昨季のCWCの躍進を見ても森保 一監督の選手への信頼度というのは高く、
堂々と選手をターンオーバーし見事3位という結果を残した。
怪我人が続出というアクシデントがあった中の結果であり、
チームとしての総合力の高さを示す結果となった。
特に前線の人材は、選手層の厚さだけ言えば、J1ナンバー1であるだろう。
一方で、守備陣はやや層が薄く、CWCでもあまりメンバーを弄らなかった。
そこ以外であれば、十分他チームと同等以上のチームが2チーム作れるだろう。
今季はACLとの同時並行となるが、CWCの様な采配での両立に期待したい所である。
また、CWCの様なニューヒーローの誕生にも期待したい。
最大のライバルである宿敵G大阪とタイトル争いする事が予想される。

Aグループ

3位：川崎フロンターレ：83

中盤のタレントが豪華。
10大島 僚太、14中村 憲剛、21ｴﾄﾞｩｱﾙﾄﾞ･ﾈｯﾄの創造力というのは、J1ナンバー１である。
これに15原川 力が加わった事で、14中村 憲剛の負担が減るの事は大きい。
SB（WB）の20車屋 紳太郎と18ｴｳｼｰﾆｮの破壊力は凄い。
更に弱点であった守備には韓国の代表クラスの1ﾁｮﾝ･ｿﾝﾘｮﾝとリオ五輪候補の3奈良 竜樹が加わった。
前線には、杉本 健勇が去ったが、絶対的エースである13大久保 嘉人と11小林 悠、
更に今季から9森本 貴幸が加わり、より強力となった。
攻撃が最大の防御を体現出来れば、広島とG大阪をも上回る攻撃力で、タイトルを狙える。

4位：鹿島アントラーズ：82

金崎 夢生の鹿島再加入報道が出た事は、大きい。
これで、攻撃力の高い中盤と破壊力のある前線を維持出来た。
40小笠原 満男と10柴崎 岳を中心とした
パス・ドリブル・シュートといった個の力でゴールを陥れる
昨季終盤見せたバランスの良いサッカー。
4-4-2の伝統スタイルで、G大阪と広島の2強に対抗する。

その2に続く。