2013:J2:18節:A:VS松本山雅FC「一撃必殺に沈む」

松本VS岡山:1-0
得点者:16鐡戸 裕史
観客数:10015人

1、チーム情報&評点

審判

主審:塚田 健太:6.0
副審:山村 将弘、松井
健太郎:6.0

A:岡山

監督

影山 雅永:5.0

スタメン

9荒田 智之:5.5
11桑田 慎一郎:5.5、8石原
崇兆:5.5
25田所 諒:5.5、10千明 聖典:6.0、7仙石 廉:5.5、26田中 奏一:6.5
5植田 龍仁朗:5.5、6竹田
忠嗣:6.0、3後藤 圭太:5.5
1中林 洋次:5.5

リザーブ

GK:21真子 秀典
DF:4近藤 徹志
MF:35島田
譲、17鈴木 崇文
FW:18関戸 健二、34妹尾 隆佑、38三村 真

途中交代

11桑田 慎一郎→34妹尾 隆佑:5.0、7仙石 廉→38三村
真:5.0、9荒田 智之→4近藤 徹志:5.0
 
H:松本

監督

反町 康治:6.5

スタメン

19塩沢 勝吾:6.0
10船山 貴之:5.5、8弦巻
健人:5.5
14玉林 睦実:5.5、11喜山 康平:6.0、6岩沼 俊介:5.5、16鐡戸 裕史:7.0
4飯田 真輝:6.0、23多々良
敦人:6.0、15川鍋 良祐:6.0
1野澤 洋輔:7.0

リザーブ

GK:25白井
裕人
DF:なし
MF:17ユン・ソンヨル、18楠瀬 章仁、27飯田 竜太郎
FW:7北井 佑季、9ホドリゴ・カベッサ、20長沢
駿

途中交代

8弦巻 健人→7北井 佑季:6.0、19塩沢
勝吾→20長沢 駿:5.5、10船山 貴之→18楠瀬 章仁:評価不可

2、得点シーン

A:岡山

なし

H:松本

1得点目:16鐡戸
裕史

16鐡戸 裕史(FKで、蹴る)→4飯田 真輝(壁に立っていて蹴られてしゃがむ)→1中林
洋次(飛びつくが、届かない)→ゴール

コメント

見事な連携プレイだったと思います。
これは、止めるのは、難しい。

3、MOM&MIP

MOM

「1野澤
洋輔」

決定機を2度防いだ。
どちらもギリギリの所だったので、松本の勝利を呼び込むに十分なビックセーブだった。

MIP

「26田中
奏一」

26決定的クロスを入れる等、質の高いプレイをみせた。
また、仕掛けてCKを得る等、ドリブル突破から何度も形を作った。
彼の期待感というのは、本当に素晴らしい。

4、レビュー

H:松本

序盤は、徹底して、前に送るサッカーを展開。
前への意識は、非常に高かった。
岡山が、数で、守るサッカーなら松本は、前に速く攻める事で、守るサッカー。
中盤でのパス回しは、最小限に留めている。
リスクが少なく、中盤からのパスは、前へ速くするという意識でやっているので、考える事もシンプルで、迷いが少ない。
この辺り、岡山と違って前線で、ポストプレイの出来る選手が、居る強みだろう。
岡山ももしかするとその辺りの補強を考えているかもしれないですね。
シャドーもゴールに迫るプレイが、出来ていて、岡山と違って怖さがありました。
敵ながら非常に効率的なサッカーが、出来ているチームと感じました。

A:岡山

A-1、11桑田
慎一郎&8石原 崇兆&34妹尾
隆佑に関して

正直なところこの試合での決定機逸機。
それを何度見てきた事か。
どれだけパスを繋いで、どれだけ裏へ抜け出したり、顔を出してもゴールやアシストという結果を残せない選手を起用し続ければ勝つ事は、出来ない。
守備で、貢献しているのかもしれませんが、やはりゴールを奪える選手というのを起用して欲しいと感じる。
この試合を見て、11桑田
慎一郎、8石原 崇兆、34妹尾
隆佑の3選手の決定機逸機に不満を感じた事は、多い筈です。
監督の根気強い起用方針には、ある意味感服しますが、もう少し攻撃に目を向けて欲しいと感じます。
この3選手にこれだけチャンスを与えるのならば、17鈴木
崇文といった選手にもチャンスを与えて欲しいと感じます。
ただ、34妹尾
隆佑に関しては、まだベストコンディションでないと感じるので、まだ、チャンスを与えても良いと思います。
個人的には、もう少しドリブルで、仕掛けるだけの「自信」と、したいことの出来る「フィジカル」。
彼の今後の事を考えてもその辺りが、戻ってから起用させてあげた方が良い気が、します。
今の34妹尾
隆佑は、34妹尾 隆佑であっても34妹尾 隆佑では無いです。
真の意味での完全復帰に期待したい。

A-2、セットプレイのチャンスを活かせる選手起用を

25田所 諒や7仙石
廉が、いくら練習しても35島田 譲クラスはともかく、17鈴木
崇文クラスのFKを習得する事は、難しいと思います。
出場した試合で、ミドルシュートをポストに当てる事の出来た17鈴木
崇文をOHで、起用して欲しい。
でも11桑田
慎一郎の様にパスの繋ぎ役や裏への抜け出しは、恐らく出来ないと思います。
ただ、飛び道具を持っているので、9荒田
智之のマークを分散する事の出来る存在感のある選手だと思います。
やはり、得点出来ないと勝てないですし、見ている観客としても気持ちの良いゴールが無いと、不満が、溜まりますし、明快な起用方法というのに期待したい所です。
この試合26田中
奏一が、何度も仕掛けてCKのチャンス作ってくれていただけに特にそう感じます。

A-3、隣の芝生は青い

やはり、ポストプレイの出来る選手。
そういった選手が、欲しいと感じました。
19塩沢
勝吾のボールの収まり具合が、素晴らしかった。
そこから何度も形を作られていました。
9荒田
智之も頑張っては、いるもののまだまだです。
夏場に補強が、もしかするとあるかもしれませんが、その辺りどうなるかですね。
現状は、CBの選手を前に上げるという手段を取る事を採用してごまかしているが、補強ポイントには、なると思います。
ただ、高ければ良いと言う訳では無ないので、その辺りが、難しい所です。
個人的には、熊本戦で、良いパフォーマンスをみせていたので、3後藤
圭太が、良かった様に思います。
CBですが、良いオプションになっていました。
この試合では、4近藤
徹志を投入したので、そうするのかと思ってたら4近藤
徹志が、上がってましたが、競り負けて役に立っていませんでした。
この辺り、良く考えて起用すべきだと思います。

A-4、ある程度内容は重視すべき

内容が伴なった勝利を目指す事は、大事。
個人的にパスを繋いで行くという方針は、好感を持っている。
松本の様に縦に速いサッカーは、確かに現実的かもしれない。
ただ、強者を目指す上で、自分達が、ポゼッションして、チャンスを伺う。
そういった戦い方は、必要だと思う。
引いてくる下位チームとの対戦。
放り込みサッカーでは、なかなか難しい。
前節の岐阜戦の様に岡山は、好機を何度か作り、危なげない試合運び。
これは、十分に評価すべき事です。
今節長崎が、岐阜に負けたのは、まさに下位相手にロングボール主体のサッカーというのが理由の一つだろう。
そういった意味では、しっかりパスを回すという事は大事。
それに加えて、ロングボールで、攻めるという戦術的柔軟性もあれば、尚良いだろう。

また、内容をもう一段回上げる事。
この試合では、セットプレイ。
岐阜戦では、ミドルシュート。
もう少しこの辺りが、出来る選手の投入も考えて欲しい。
個人的に疑問なのが、34妹尾
隆佑のプレイ。
ドリブルとスピードが、武器の選手なのにそういったプレイが見られなかった。
それどころかクロスという選択が岐阜戦から目立っている。
そういったクロスを上げるなら精度の高いボールを蹴れる17鈴木
崇文や視野の広い18関戸
健二を起用すべきではないか。
こういった細かい内容もしっかり分析、改善し、矛盾を無くして、選手の特性を活かせるサッカーを目指したい。
38三村
真もこの試合でもあまり目立たなかった。
やはり、バランスと相性というのを検討していかないといけない。
怪我人の影響による駒不足を感じずにはいられなかった。
それを打開するために他の選手を起用する選択肢も持って欲しい。

5、満足度

2点(10点満点)

決定機が、あったのに決めれないというフラストレーションの溜まる内容。
そして、引き分けどころか負けて、今季3敗目。
非常に不信感の積もる敗戦だった。
怪我人が、出て苦しいのは、分かるが、次のホームの福岡戦までには、修正して貰いたい。

岡山から世界へ

To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki
sugino)

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