2014:J2:8節:H:vsギラヴァンツ北九州「FW&CBの起用と現状から考える監督の評価」その3

3、試合分析

3-1:間違っていなかったCBの守備重視の起用

15鎌田 翔雅をCBで起用しなかった理由は、守備の軽さを見れば一目瞭然である。
こうして大敗で負けた事で、改めて守備の重要性を痛感。
1点差ゲームであれば最後まで可能性が出てくる。
1点しか取れないチームでも2勝できていたことが、その証。
CBは、やはり守備が出来てこそCB。

3-2:間違ったFW起用

50上田 康太は、裏へ抜け出す動きをするFWへのパスが上手い選手。
そういった動きの少ない13久保 裕一の1トップ起用は、失策。
9荒田 智之をワントップに据えて、50上田 康太のパスを最大限活かすべき。
13久保 裕一をスタメンで、起用するならば2トップにすべで、そこに大きな不満を感じる。
この辺りを考えても影山 雅永監督の攻撃面での采配のセンスのなさを感じる。

3-3:監督交代もできない危機的状況

やはり、戦力が整っている状態でこそ効果がある。
こうして、守備陣に怪我人が多発状況だと交代し辛い。
それだけ監督の選択肢が減るし、影山 雅永監督の生命線である守備の持ち味を出せない状況で、成績不振という理由が一概に監督の責任とは言い辛い。
こういった苦しい状況でこそ監督の真価が、問われる。
攻撃面は、怪我の功名で、良くなった部分もある。
後は、今出来る事をどれだけやるか。
影山 雅永監督が、昇格に向けての戦いに加えて、続投するために厳しい戦いが続く。

3-4:続投の条件は?

ただ、一つ攻撃面の改善。
ここに尽きると思います。
守備面は、怪我人多発で、危機的状況なので、緊急補強での無所属選手の獲得の可能性もある。
攻撃的選手の選手層の厚さを活かすのは、色々な選手を上手く使う事。
迷って色々な選手を使うのと選手の特性を理解し、対戦相手に沿った起用法及び、1+1が、3以上になる起用。
現状、1+1が、-3以下になっており、孤立している。
選手構成、選手性質、対戦相手の状態。
これらを冷静に分析し、総合力でのサッカーを展開して欲しい。
そうすれば続投の可能性も出てくるし、影山 雅永監督の監督としての今後のための良いキャリアになる。

4、満足度

2点(10点満点)

スコアぐらいの大きな差は、感じなかったが、攻撃面で大きな開きがあった。
負けはしたものの面白い内容だったと言えるが、やはり勝たないと満足度は、低くなる。
今季は、どうやれば勝てるようになるか。
もしくは、監督の後任は誰か。
どういった補強があるのか。
そういった辺りを考える事が、今の楽しみ。
寂しいが、それが現実。

岡山から世界へ 
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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