2013:A代表:コンフェデ:A:VSブラジル戦「世界の壁」
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杉野雅昭
2013年06月16日 22:24 visibility119
ブラジルVS日本:3-0
得点者:10ネイマール、18パウリーニョ、21ジョー
1、前書き
「世界の壁」。
それを感じるには、十分な結果でした。
後々に述べるとして、色々な世界との差を感じました。
そういった意味では、改善すべき問題点というのが、多数見つかった。
それらをクリアし、W杯では、結果を残せるようにしたい。
得点者:10ネイマール、18パウリーニョ、21ジョー
1、前書き
「世界の壁」。
それを感じるには、十分な結果でした。
後々に述べるとして、色々な世界との差を感じました。
そういった意味では、改善すべき問題点というのが、多数見つかった。
それらをクリアし、W杯では、結果を残せるようにしたい。
2、チーム情報&評点
審判
主審:6.5
副審:6.5
A:日本
監督
アルベルト・ザッケローニ:5.0
スタメン
9岡崎 慎司:5.5
10香川 真司:6.0:、4本田
圭佑:6.0、8清武 弘嗣:6.0
7遠藤 保仁:6.0、17長谷部 誠:5.5
5長友 佑都:5.0、15今野 泰幸:5.5、22吉田
麻也:5.5、6内田 篤人:5.5
1川島 永嗣:5.5
リザーブ
GK:12西川 周作、23権田 修一
DF:2伊野波 雅彦、16栗原
勇蔵、3酒井 高徳、21酒井 宏樹
MF:13細貝 萌、20高橋 秀人、14中村 憲剛
FW:19乾 貴士、11ハーフナー・マイク、18前田
遼一
途中交代
8清武 弘嗣→18前田 遼一:5.0、7遠藤
保仁→13細貝 萌:5.0.4本田 圭佑→19乾 貴士:6.0
H:ブラジル
監督
ルイス・フェリペ・スコラーリ:7.0
スタメン
10ネイマール:7.0、9フレッジ:7.0、19フッキ:6.5
11オスカル:6.5
17ルイス・グスタボ:6.5、18パウリーニョ:7.0
6マルセロ:7.0、4ダビド・ルイス:6.5、3チアゴ・シウバ:6.5、2ダニエル・アウベス:7.0
12ジュリオ・セーザル:6.5
リザーブ
GK:1ジェフェルソン、22ジエゴ・カバリエリ
DF:13ダンテ、14フィリペ・ルイス、15ジャン、16レーベル
MF:5フェルナンド、8エルナネス、20ベルナンド
FW:7ルーカス、21ジョー、23ジャドソン
途中交代
10ネイマール→7ルーカス:6.0、19フッキ→8エルナネス:6.5、9フレッジ→21ジョー:7.0
MOM
「18パウリーニョ」
攻守で、非常に効いていたと思います。
この試合では、DHながらしっかりゴール決めたそういった意味で、難しい選考だったが、MOMに相応しいのではないか。
MIP
「4本田
圭佑」
ブラジル相手にそのキープ力は、通用した。
疲れが出た後半こそ奪われるシーンが目に付いたが、それでも高いレベルにあると感じた。
FKでも面白いボールを蹴っていたし、欠かせない選手である事は、間違いない。
3、得点シーン
A:日本
なし
H:ブラジル
1得点目:10ネイマール
6マルセロ(アーリークロス)→9フレッジ(胸での落とし)→10ネイマール(ダイレクトボレー)→1川島
永嗣(飛び付くが届かない)→ゴール
コメント
クロス精度、胸での落とし、ボレーシュートどれも優しく柔らかさを感じる丁寧で、上手いプレイの一つ一つでした。
まさにワールドクラスのゴールでした。
世界との差をいきない感じる事になった。
2得点目:18パウリーニョ
10ネイマール(ドリブルで中へ切り込んでパス)→19フッキ(ダイレクトでのバックパスというポストプレイ)→2ダニエル・アウベス(1トラップして、クロス)→18パウリーニョ(1トラップを入れてシュート)→1川島
永嗣(触れるも無情に後ろへ)→ゴール
コメント
個人技と良い距離感による連携、高いクロス精度。
このゴールも非常に丁寧なゴールでした。
日本にミスらしいミスこそないが、少しでも隙あらばその隙を見つけて得点まで繋げて来る。
そういった凄さを感じたゴール。
3得点目:21ジョー
11オスカル(クリアボールを拾ってカウンターで、ドリブルで長い距離を駆け上がる)→6内田
篤人(前に立ち塞がる)→11オスカル(隙を突いたスルーパス)→22吉田
麻也(スルーパスに届かず)→21ジョー(パスの前から加速し、裏へ抜け出してGKとの1対1で、シュート)→21川島
永嗣(股下を抜かれる)→ゴール
コメント
見事なカウンターだったと思います。
ノーミスで、しっかりゴールまで繋げる基礎技術の高さを感じるゴール。
3、レビュー
H:ブラジル
個人技を最大限活かす前回の対戦と比べて、組織力が上がり、攻守バランスが非常に良くなっていると感じました。
スコアこそ4-0から3-0と差が縮まった様に見えるかもしれませんが、より広がった感じです。
個人技は、ボールキープ力の差がありました。
シュートの威力、競り合いの強さといったフィジカルの強さも目についた。
シュート精度やクロス精度、パス精度などの基礎技術も高かったですね。
ドリブルを過信せずパスでしっかり崩す等、連携も良かった。
約束事も決められていて、バランスの取り方の組織力も成熟していた。
公式戦が、少ないチームながらこういったチームを作れるブラジル土壌というのは、素晴らしいですね。
こういったチームと試合出来た事は、非常に良い経験を積めたと思います。
後は、本番に繋げれるかですね。
A:日本
A-1、距離感の見直し
ブラジルの選手同士の距離感というのは、参考にすべきだと思います。
日本の選手は、ブラジルの選手と比べて悪かった。
個人技をより活かすためにもサポートを早くし、狭い局面を打開できる様にならないといけない。
日本の選手は、そういった囲まれた局面で、ボールを奪われる事が多く、そういったサポートの面で、差を感じた。
A-2、チャンスはあった
正直得点を決めるチャンスが、全くなかった訳では無い。
日本は、日本らしくある程度形を作っていた。
そういった回数が、ブラジルの方が多かった事と、日本が、そのチャンスを活かせなかった事も敗因の一つ。
サッカーは、急に上手くならないので、そういったプレイの反復で、得点に繋げるしかない。
A-3、高い位置での守備
囲い込んで取るという方法を採用していたが、ほとんどの場面で、その局面を打開された。
流石ブラジルという感じでした。
しかし、攻撃に繋げるためにも続けていくしかない。
そういった意味で、きつい試合だったのではないか。
それでも直接こそ奪えなかったが、間接的にパスミスに繋げる事で、ボールを奪えていました。
しかし、それでは、速攻できないので、この戦術の狙いは、完全に外されている。
この辺り考えものである。
A-4、中央を固めるブラジルの守備
日本が、攻めようとした時には、既に守備組織が作られていた。
楔型パスをインターセプトされて、逆にカウンターを受けるというシーンを何度もみた。
逆に日本は、ボールがあるサイドに寄る傾向にあるので、バランスが、崩れているシーンもあった。
日本では、その辺りどう通すか。
逆に日本もそういったシーンを作れるか。
その辺り見習いたい部分でもあった。
A-5、交代に関して
8清武
弘嗣が、パスとドリブルで、何度もチャンスを作っていたので、その8清武 弘嗣を代えて、18前田
遼一を投入したのは、個人的に失策だと思いました。
案の定18前田 遼一は、孤立し、9岡崎 慎司は、消える事が多かった。
9岡崎
慎司を代えるべきだったのではないかと思いました。
また、19乾 貴士を投入するのも少し遅い様に感じました。
7遠藤 保仁を代えて13細貝
萌を投入したのも疑問。
ボールを囲って奪えないにそういった選手を投入しても攻撃面で、大きくマイナス。
実際目立った働きが出来てなかった。
疲労や次の試合を考慮したのならまだ分かるが、その辺りどうなのだろうか。
代わった選手が、あまり目立たなかったのは、寂しい限りである。
A-6、通用したセットプレイ
得点こそ奪えなかったが、ゴールの予感を感じさせる精度と威力のある良いFKを4本田
圭佑が、蹴っていたと思います。
この辺り、世界で、通用する大きな武器なのではないかと感じています。
後は、練習を重ねてパターンを増やしていき、より得点力を上げていきたいですね。
A-7、世界の壁
まだまだ差がありますね。
組織力、個人技、フィジカル、メンタル、連携。
全てにおいて下回ってました。
ここかW杯まで、1年。
どれだけ差を縮められるのか。
これからは、W杯に向けた戦いが、続いて行く。
次のイタリア戦では、少しでも改善し、良いサッカーをみせて欲しい。
4、満足度
4点(10点満点)
非常にフラストレーションが、溜まる内容だった。
それでもブラジルのワールドクラスのプレイは、凄く見応えがあった。
日本のレベルの低さばかり目に付き、日本サポーターの私としては、非常に悔しかった。
次戦う時は、もっと戦えるようになりたい。
日本から世界へ
To
Be Continued
by 杉野
雅昭
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