2016:JFL:H:前期15節:vsヴァンラーレ八戸「デュエル軽視が浮き彫りになった失策」その2
-
杉野雅昭
2016年06月16日 23:05 visibility245
3、戦評
数値評価(良:A~E:悪)
攻撃評価:B
守備評価:C
采配評価:E
総合評価:C
文章評価
決定機の数だけ言えば負けてなかった。
実際に先制点こそセットプレーで許したものの同点から逆転を狙える内容であった。
しかし、選手交代での失策による攻撃の形が作れなくなった。
この試合に関して言えば、スタメン起用が当たったのに自らその起用を台無しにしてしまった。
まず、何故スタメン起用が良かったかと言えばこの試合の4板野 圭竜のFWでの起用である。
敵陣での空中戦勝率は、私が見て来た中でのネクストで過去最高のものでした。
アバウトに蹴ったボールでもポストプレーで、次に繋げる事が出来ていた。
こういった空中戦勝率は、対戦相手による事もある事と、次の試合まで間隔が空く事を考えれば、空中戦勝率が高かった4板野 圭竜を残すべきであった事は、明白であった。
それに反して、この試合ではその4板野 圭竜を交代で下げてしまった。
こうした采配から見ても球際での守備や空中戦といったデュエルの部分の軽視してるという証である。
この試合では、8藤岡 浩介と9小林 秀征の2トップに移行したが、ボールが収まらず、怪我明けでトップパフォーマンスではない9小林 秀征と、今季決定機を決めれていない不調の8藤岡 浩介というその状態のまま内容であった。
本当に勝ちに行くなら4板野 圭竜を残すべきであった。
加えて、展開を考えても有り得ない采配であった。
スピードのある選手が活きる基本的な条件は、スペースがあるという事。
しかし、ビハインドで、時間帯を考えてもスペースを消して、カウンターを狙う守備を八戸は実行していた。
案の定、前線でボールを運んでからの崩しまで行けず、逆にカウンターを受けるなどして、ゴールからプレーエリアが下がってしまった。
ビハインドという状況を考えれば、13宮本 樹明を投入して、4板野 圭竜とのツインタワーという選択肢もあった。
勝利に逆算し過ぎても面白くないが、現状を考えれば結果を重視する事が一番である。
やはり高いレベルでプレーする事が成長に繋がる。
ユースの石川 隆汰と西林 佳祐の成長を考えても、結果重視の采配に切り替え、この低迷期から脱却の礎を築いて欲しい。
試合評
MOM:成田 諒介(八戸)
MIP:4板野 圭竜(岡山N)
満足度:6点(10点満点)
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
数値評価(良:A~E:悪)
攻撃評価:B
守備評価:C
采配評価:E
総合評価:C
文章評価
決定機の数だけ言えば負けてなかった。
実際に先制点こそセットプレーで許したものの同点から逆転を狙える内容であった。
しかし、選手交代での失策による攻撃の形が作れなくなった。
この試合に関して言えば、スタメン起用が当たったのに自らその起用を台無しにしてしまった。
まず、何故スタメン起用が良かったかと言えばこの試合の4板野 圭竜のFWでの起用である。
敵陣での空中戦勝率は、私が見て来た中でのネクストで過去最高のものでした。
アバウトに蹴ったボールでもポストプレーで、次に繋げる事が出来ていた。
こういった空中戦勝率は、対戦相手による事もある事と、次の試合まで間隔が空く事を考えれば、空中戦勝率が高かった4板野 圭竜を残すべきであった事は、明白であった。
それに反して、この試合ではその4板野 圭竜を交代で下げてしまった。
こうした采配から見ても球際での守備や空中戦といったデュエルの部分の軽視してるという証である。
この試合では、8藤岡 浩介と9小林 秀征の2トップに移行したが、ボールが収まらず、怪我明けでトップパフォーマンスではない9小林 秀征と、今季決定機を決めれていない不調の8藤岡 浩介というその状態のまま内容であった。
本当に勝ちに行くなら4板野 圭竜を残すべきであった。
加えて、展開を考えても有り得ない采配であった。
スピードのある選手が活きる基本的な条件は、スペースがあるという事。
しかし、ビハインドで、時間帯を考えてもスペースを消して、カウンターを狙う守備を八戸は実行していた。
案の定、前線でボールを運んでからの崩しまで行けず、逆にカウンターを受けるなどして、ゴールからプレーエリアが下がってしまった。
ビハインドという状況を考えれば、13宮本 樹明を投入して、4板野 圭竜とのツインタワーという選択肢もあった。
勝利に逆算し過ぎても面白くないが、現状を考えれば結果を重視する事が一番である。
やはり高いレベルでプレーする事が成長に繋がる。
ユースの石川 隆汰と西林 佳祐の成長を考えても、結果重視の采配に切り替え、この低迷期から脱却の礎を築いて欲しい。
試合評
MOM:成田 諒介(八戸)
MIP:4板野 圭竜(岡山N)
満足度:6点(10点満点)
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
sellファジアーノ岡山NEXT
- favorite0 visibility245
-
navigate_before 前の記事
2016:JFL:H:前期15節:vsヴァンラーレ八戸「デュエル軽視が浮き彫りになった失策」その1
2016年6月16日 -
次の記事 navigate_next
2016:A代表:H:キリンカップ決勝:vsボスニア ヘルツェゴビナ「核選手不在の中の貴重な経験」その1
2016年6月16日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件