2016:J2:23節:H:vs北海道コンサドーレ札幌「J1への壁厚く」その2

2、戦評

数値評価

攻撃評価:D
守備評価:B
采配評価:D
総合評価:C

文章評

シュート2本という寂しい結果に終わった。
岡山に1本だけ、10矢島 慎也の完璧なスルーパスに抜け出した30豊川 雄太がシュートするも25具 聖潤(ク・ソンユン)がセーブというシーンがあった。
これを決めていればという考えたくもなるが、それ以上にシュート2本という現実に目を向けるべきである。
35岩政 大樹が抜けたらやはりロングスローの脅威は半減してしまうという事が浮き彫りとなった。
金沢戦でも同様だったが、スペースを埋めたチームに対して、どう攻めて崩すのか。
こういったものが明らかに欠如している。

その中で、30豊川 雄太が出たらカウンターが形となる。
彼の存在は非常に大きいが、14押谷 祐樹が居なければ、90分間通して、内容を充実するだけの選手が、ベンチに控えてなかった。
この辺り、監督のベンチワークであったり、戦い方で、もう少し柔軟性が欲しい。
誰が出ても一定の組織力を発揮できる。
そういった戦術理解度というのをチームにもたらしたい。
現状こういったものが、下部組織を含め欠如している。

J1昇格を目指す上でのチーム作りは、後発クラブとして、歴史の長い札幌、C大阪、松本にどれだけ追いつけるか。
それが今問われている。
上位3チームは、集客動員を含め、クラブとしての総合力で岡山は上回ってる。
試合に勝利するだけではなく、クラブとしての組織力という面でも彼らを超えていかなければ、J1昇格は、夢だけでは終わってしまう。
上位3チーム以外のクラブでも岡山に足りない物を持っているクラブもあり、総合力でJ1に定着出来るチームになっていって欲しい。
それだけこの試合は、岡山の実力不足というのを改めて感じた1戦であった。
それでも可能性がある限り、J1を目指していくしかない。

試合評

MOM:10矢島 慎也(岡山)
MIP:25具 聖潤(ク・ソンユン)(北海道)
満足度:3点(10点満点)

岡山から世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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