2016:A代表:アジア最終予選:2戦目:A:vsタイ「絶対的?」その2

2、得点経過

A:日本:0-1:8原口 元気(19酒井 宏樹)

16山口 蛍(サイドのスペースへパス)→21酒井 宏樹(クロス)→4本田 圭佑(頭を超えて行く)→8原口 元気(その後ろでフリーでヘッド)→1カウィン・タマサチャナン(飛びつくも触れず)→ゴール

A:日本:0-2:18浅野 拓磨

1カウィン・タマサチャナン(ゴールキック)→17長谷部 誠?(前へクリア)→タイ(前へクリア)→17長谷部 誠(胸トラップから裏へのスルーパス)→17タナボーン・ケサラット(クリア仕切れず)→16浅野 拓磨(快足を飛ばして、頭で先に前に落としてからGKとの1対1でシュート)→1カウィン・タマサチャナン(触るも弾ききれず)→ゴール

3、戦評

数値評

良:A~E:悪

攻撃評価:B
守備評価:B
采配評価:B
総合評価:B

文章評

試合には、勝つことは出来たが、一つ気になる点があった。
4本田 圭佑が、かつてほど、輝いていないのではないか。
圧倒的フィジカルで、前線に収めて、強烈なシュートで得点を奪う。
そういった部分は、フィジカル的に衰えてきているのではないか。
フィジカル的に優れたチームに対して、ボールキープなどに苦しむのなら分かるが、対戦相手であるタイは、そこまで強いチームではなく、厳しい寄せやマークを受けてたとはいえ、それで厳しい状態に追い込まれていた。
そう考えると、初戦落としているので、W杯の出場は厳しい道だが、仮にW杯に出場出来たとして、同じ立ち位置で、プレー出来ているのかが、気になった部分である。
10香川 真司もチームにフィット出来ておらず、チームとしてどう活かして行くのか。
もしくは、どうチームを活かして行くのか。
そういった部分にも課題がある。

また、この試合では、前回のUAE戦と違いサイドを上手く使えており、バランスの取れた攻撃が出来ていた。
高さが、タイに不足している事もあり、サイドから攻撃であったり、セットプレーは、大きな武器ではあったが、少し物足りない。
更に一本裏へ抜けられて危ない場面もあり、守備の部分でも課題を残した。
DFにスピードが不足している事もあり、高さとスピード、技術といった部分をどうバランスをとるのか。
最終ラインの人材不足は、顕著でこれをどう改善していくのか。
これは、日本の今後抱えて行く大きな課題と言える。

しかし、1戦目を落として、意気消沈している所だったが、若い力で、勝ち点3を獲得。
確かに苦しんだ試合ではあったが、ベストメンバーに固定する事なく、色んな選手を試し、チームとしての総合力を高めようとする采配。
ヴァヒド・ハリルホジッチ監督のそういった采配は、支持したい。
初戦を落とした事で、今後難しい試合が続くが、こういった積極的な采配で、W杯出場を勝ち取って欲しい。

試合評

MOM:8原口 元気(日本)
MIP:16浅野 拓磨(日本)
満足度:6点(10点満点)

日本から世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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