2016:J2:39節:A:vsFC町田ゼルビア「J1への壁を痛感する時期」その2

3、戦評

数値評

評価基準

良:A~E:悪

攻撃評価:C
守備評価:B
采配評価:D
総合評価:C

文章評

33金 珍圭をWBでの起用という奇策は、不発に終わったとみても良い。
ここに来て、25酒井 宣福ではなく、33金 珍圭をそこで起用するという奇策に対して、理解出来ないというよりは、理解するのが難しい内容となってしまった。
運動量が少ないためボールに絡めず、スピードもなく振り切られる守備対応も多かった。
結果的に持ち味であるキック精度であったり、フィジカルを活かした守備は影を潜めた。
21加地 亮の負傷後に、よりアグレッシブなWBの選手の台頭を期待したが、なかなか攻守のバランスをとる中で、なかなか持ち味を発揮できない選手が多く、なかなか機能しなかった。
岡山にとって、難しいポジションであり、今後ここのポジションをどうしていくかによって、活路を見い出したい。
影山 雅永監督時代の岡山の様に11三村 真と26田中 奏一の二人が、ドリブル突破でチャンスメークするという場面を、攻撃で如何に作れるかが、ポイントとなるだろう。
現状は、仕掛けというよりは、パスの通過点としての役割が多く、ドリブルで仕掛けるというシーンは少ない。
攻守での運動量が求められて、守備から入るチームという事もあり、なかなか難しい部分があるが、勝負したくても出来ない、もしくは、パスに逃げるシーンが多く、チームとして、勝負する意識の改善は、必要不可欠である。
毎年この時期に勝てないのは、他のチーム成熟度が上がって来た中で、個の差が顕著に表れるからであり、まだまだこういった試合で勝ちきるための技術力・体力・精神力不足を痛感する時期である。
しかし、これをチームとしての成熟度の高さを序盤戦から持っていて、後は個の力を高めていくという所まで来ていると考えるか。
何れにせよ繰り返しになるが、来季に向けて、その部分を改善していく補強に期待したい。
J1程ではないが、分配金が増えると思われるので、「勝負できる選手」の獲得を大望する。

試合評

MOM:19片山 瑛一(岡山)
MIP:10矢島 慎也(岡山)
満足度:5点(10点満点)

岡山から世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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