もてる力の全てを結集し、山形へ


ボランチと左サイドバックの選択に悩める湘南は、その深い迷路にはまりこんでしまい、この大事な時期にきての連敗を喫することとなってしまいました。スタメンには大方の予想をある意味では覆し、ある意味では順当に、左サイドバックには、この日限定出場のU19代表候補の鎌田が入りました。


   石原 原
 望様     菊池
   永田 北島
鎌田 斉藤 ジャ 臼井
    金永基






サブは、友彦、山口、大山、ナザ、阿部ちゃん。


偶然の悪戯か、スカウティングの結果か、天皇杯松本山雅戦と同様、4-5-1的4-3-3。または0topのフォーメーションをとる熊本。


    高橋
 木島    中山
   クォ 山本
    吉井
車 矢野  河端 市村
    吉田







初めての対戦となる選手も多く、難しい戦いが予想されたことは確かなんですが・・・。


いざ、試合が始まると中盤の人数に勝る熊本の積極的なプレスに、お互い中盤のつぶし合い、倒された後のボールの奪い合いが目立つ泥臭い展開が続きます。それではと、最終ラインからのFWへむけたロングフィードで打開を図る湘南でしたが、前2枚が大きく強いタイプではないので、なかなか起点になるには至りません。


それでも、中盤のつぶし合いを制したときや、美味く流れたボールに追いついたときには、いいチャンスもあり、バーを叩くシュートは2回はあったでしょうか・・・。


相手の攻撃という意味では、効果的にバイタルへの侵入されたことは数少なかった上に、ラストプレーの精度の低さにも助けられ、これは厳しい一点勝負になるなと、声を張り上げながら後半も応援を続けましたが、次第にそれほど多くなかった前半の攻撃パターンも押さえられ、さらに膠着したまま時間のみが進んでいきます。


引き分けは負けに等しい状況で、勝負の采配は残り25分。原竜→阿部ちゃん、菊池→ナザと、同ポジションの入替で、攻撃の流れは変わらず、残り10分で、相手CKからあっさり失点。流れの中ではほぽ完璧に押さえていた高橋泰に決められてしまいます。


直後のカードも望様→大山と、攻撃の変化を付けずには至らず、上がりっぱなしだったジャーンの執念も実らず、そのまま0-1の敗戦となってしまいました。


こうなると、残り5試合、冷静に考えても全勝に近い成績が求められますが、昨年も絶望的な状況から4連勝で望みを繋いだように、ここからの試合に、今シーズン、いや、ここまでやってきた全てのことを出し切ってもらえるように、苦しい状況だからこそ、これまで以上の応援をして行きたいと思います。

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