私キーパーやります。

「私、キーパーやります！」

この言葉を何度言ったことだろう。

サッカー、ハンドボール、ラクロス（ラクロスはゴーリーだけど）いろいろなスポーツを初心者から始めて、初めからキーパーをやりたがる女子は自分以外にお目にかかったことがない。

「なんでキーパーなんか好きなの？」

好きで悪いか！と言いたいところだが暴力キャラととられたくないので、冗談っぽく、

「私寒がりだから～」

中学のころハンドボール部でのいいわけである。私の中学のハンドボール部は下半身は今は亡きブルマー。キーパーだけはキーパー用のロングパンツ着用だったのでそれをいいわけにしていた。

実はそれはいいわけで、子供の頃に好きだったサッカーアニメのキーパーに憧れていたからキーパーをやりたかったわけでした。

一種のコスプレ？

その通りっす（笑）。

初めてキーパーを始めたのは小学校の４年生の体育。あこがれのアニメキャラになりって（本人はそのつもり）愛用のカラー軍手持参でキーパーをやっていた。

本格的にサッカーをやっていた兄もキーパーだった。

ブラコン？。

それも当たってるかな（笑）。

小５の頃、兄の通っていたサッカークラブから女子でもＯＫとの許しが出て正式に入会。

いくらなんでもキーパーは危ないからだめだという周りの大人たちに向かっていったのが

「私、寒がりだから冬、短パンじゃいやだ。お兄ちゃんと同じのはきたい！」

キーパーだったら、兄と一緒だから安心だろう、という妙な信頼感のもとサッカークラブが始まったわけです。