2013年10月の秋季教育リーグでの巨人選手(主に2軍)のMVP
-
元大阪爺
2013年11月12日 23:29 visibility533
完全に時期を逸してしまいましたが,2013年秋季教育リーグ(みやざきフェニックスリーグ)が10月7日~28日に開催されたので,そこでの選手評価です。巨人は,日本プロ野球2軍のチームや韓国プロ野球および四国アイランドリーグ選抜と14試合行い8勝4敗2分という成績でした。
ポイント上位者
・先発投手
今回での注目点は,笠原に加えて,一岡・土田(育成)といった,主にショートリリーフで使われてきた選手を先発させていることです。澤村がリリーフに回ることでショートリリーフが余る一方,ロングリリーフや先発が手薄になることを考慮してのことと思います。一岡は派遣されたプエルトリコのウインターリーグでも先発をやっています(http://www.giants.jp/G/column/36174.html)。二人とも2度先発して,その内一度は合格といえるピッチング(3回なら1失点以下,6回までなら2失点以下)をしています。本来,二人ともショートリリーフ向きだとは思いますが,贅沢はいってられないので頑張るしかないでしょう。先発では江柄子が2度先発して2度とも結果をだしました。一岡と一緒にウインターリーグに参加しています。
故障明けの松本竜が先発して好投し話題になりましたが,2度目の先発では打ち込まれました。同期の今村が,プロ初勝利をあげ,日本シリーズでも活躍したので松本竜にも奮起してほしいところです。1軍でプロ初勝利をあげた阿南が,先発で1度,リリーフで2度登板し,いずれも好投して貫禄をみせました。1軍での1勝が大きな自信になったように思えます。今年のオリックスとのトレードで,東野・山本と交換に,香月とともに来た選手で,率直にいって全然期待していませんでしたが,来季はかなり期待できそうです。
先発投手MVP:江柄子
・リリーフ投手
田中太と田原が4試合で4ポイント。ずっと不調だった田中太(宮國と同期)がフォームを戻してようやく調子を戻してきたようです。左では星野・柴田(育成選手)が5試合で4ポイント。星野は,契約更改で「高木京を引きずりおろす。」という決意の言葉を述べましたし,柴田は山口が自主トレでサポートするようです(http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20131111-OHT1T00223.htm)。共に,ポスト山口を目指して頑張ってほしいところです。その他,久保が2試合に投げて2ポイントでした。来年が勝負の年になると思います。
リリーフ投手MVP:田中太
・捕手
鬼屋敷(22才)が6試合でマスクをかぶって8ポイント,河野(22才)が8試合でマスクをかぶって8ポイント.この二人とドラ1の小林(24才)が,ポスト阿部を目指すことになると思います。とりあえずは,加藤・實松を追い越さないとね。
捕手MVP:鬼屋敷
・野手
藤村が19ポイント,横川が17ポイント,大累が15ポイントと,今季期待を裏切った選手たちがそれなりに結果を出しました。3人とも危機感をもっているのでしょう。立岡も15ポイントで頑張っています。
野手MVP:藤村
全体として
投手では,来季の巨人は,投手では先発枠とロングリリーフ枠があいています。また,谷・小笠原が抜けるので,若手野手のチャンスも増えます。巨人の場合は,若手が結果を出さなければすぐに外部補強に走るので,今オフ~来春キャンプで
若手選手は必死で努力して成長して欲しいと思います。
sell月間MVP
-
navigate_before 前の記事
大竹投手に対する提示額(3年5億円以上)と澤村先発復帰の話
2013年11月20日 -
次の記事 navigate_next
広島の大竹投手を獲得しようとしたときの巨人のプロテクト選手を考える.
2013年11月13日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件