5月以降の巨人の選手の上げ下げについて（5/13，220,951，野球5，総合13）

最近の上げ下げは以下の通りです．

4/30-5/1　ゴンザレス２軍降格，トーレス１軍昇格
　ゴンザレスは2度続けてＫＯされたので当然の降格．
　
5/5　橋本2軍降格，加治前１軍昇格
　　イースタンでの首位打者：橋本（左打者）の昇格は4/26．代打と守備固め．代打と守備固めで1軍の４試合に出場．３打席で無安打２三振の成績で２軍降格．橋本（左打者）が１軍に上がって，相手チームの先発投手に左腕が多かったことは不運だったかもしれない．加治前（右打者）はイースタンで4番をずっと打っていて安定した成績を挙げていることを買われての昇格．
　
5/9-10
　実松・トーレス2軍降格，藤村・小野が1軍昇格
　実松は，5/4の試合で今季初打席でサヨナラヒットを打ったにも関わらず，その後1打席も与えられることなく２軍降格．下記の高橋信が，捕手もできるため，不要な第３捕手＝実松ということで落とされたと思われる．せめて代打で２度ほどチャンスを与えるべきだったと思うが1度のサヨナラヒットでは，鶴岡・加藤＞実松という評価は変わらなかったということだろう．トーレスは先発で2試合続けてＫＯされたので当然の降格．
　藤村は2軍での成績は今一つだが，脇谷の不調を受けての昇格．小野は，2軍で防御率1位という好調さによる昇格．

5/11
　加治前2軍降格，高橋信1軍昇格
　日ハムからトレードで獲得した高橋信が昇格．加治前は，代打で２度チャンスを与えられ2度目にヒットを打ったので5/10の横浜戦でスタメン．しかし，4打数無安打だったので降格．通算6打数1安打，打率.167．スタメンのチャンスを与えたことは評価したい．

5/13
　ライアル2軍降格，古城１軍昇格
　舎人さんの予言通り，開幕１ヶ月（23試合）我慢したライアルだが，77打席73打数16安打（0本塁打）4打点，打率.219，出塁率.260，長打率.260，得点圏打率.211でついに２軍降格．守備は安定していたが，打率・出塁率が低い上に，長打率・得点圏打率の低さが致命的．当分イースタンで汗をかくことになるだろう．
　　そして上がって来るのが「困った時の」古城．ただし，イースタンではあまり出番もなく結果も出てはいない．古城を上げることで，二遊間の控えが寺内・藤村・古城の３名になって一人多い勘定になる．広島との3連戦で3名の出来を確認し，来週からの交流戦で上がって来る阿部の代わりに一人を落とすと思われる．

＊さて，上げ下げを見ると，一応，納得はできる．しかし，外野手の上げ下げについては個人的には大いに不満である．谷は，23打席21打数3安打0本塁打0打点，打率.143出塁率.222長打率.190，得点圏打率.000（！）であり，矢野は，18打席17打数3安打0本塁打1打点，打率.176出塁率.222長打率.235で得点圏打率は.286で，この二人を下げずに，加治前や橋本を下げる理由が数字ではわからない．矢野は得点圏打率が.286であるから，まだ擁護できるが谷に関しては擁護できる数字はない．原監督として谷に頼りたい気持ちはわかるが，そろそろ目を若手に向けるべきではないだろうか？亀井も含めて，特定の選手ばかり見ているようでは，せっかくの選手層の厚さを生かせないことになる．