中日3-5巨人 「2番=古城」という答え(9/6、242,907、野球3、総合6)

藤村が2四球で出塁して、2番に入った古城が1度はバントで送りラミレスの本塁打に結びつけ、2度目は盗塁で2塁にまで進んだ藤村を3塁打で返した。さらに、9回は藤村が送った二死二塁のチャンスで、左投手の三瀬からレフト前ヒットでつなぎ次の長野の内野安打で5点目を得た。5得点中4得点に藤村・古城のコンビが関与した。

 2番を誰にするかという問題は、「古城」という答えを得たと思う。

 高橋由が万全なら、今日の打順である

 1番:藤村(セカンド)、2番:古城(サード)、3番:長野(センター)、4番:ラミレス(レフト)、
 5番:高橋由(ライト)、6番:坂本(ショート)、7番:阿部(捕手)、8番:亀井(ファースト)

でOKだろう。相手先発が左投手なら、8番に高橋信を入れればよい。まあ、8番はファースト(または、古城をファーストに入れれば)サードなので、1-7番を固めれば、8番:フィールズというバリエーションも考えられる。
 高橋由が使えない場合は、6-7番を繰り上げた上で、7番か8番に大村や谷を入れてくるだろう。
 サード:古城というのは若干夢がないが、守備は固いし、小技もできるし足も遅くはないし、今年の得点圏打率は4割を越えていることも考慮すると使わない手はないだろう。

 勝っているときの7-9回は野間口-山口-久保(+越智)という答えも出したし、先発も 内海を中心に数はいるので、とりあえず原監督は、原監督の選んだ手持ちのコマで戦う形を作ったと思う。

 コマの中に中井・山本とか橋本は入っていないけれど、いろいろな試行錯誤の中で、野手で藤村、投手で野間口・小野・西村健を抜擢した上でこの形を作ったことは評価したい。

 ナゴヤドームの中日戦で、相手投手は苦手左腕のチェン投手・ソト投手が予想される明日
からの2試合で、この「形」が通用すればペナント終盤に向けて明るい展望が開ける。通用
しないときは、また、形を作るために模索を続けることになるだろう。

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