2011年オフ巨人の補強戦略(補足しました。)

エラク早いですが、修さんの日記にコメントしていたらスイッチが入ったのでお付き合いください。



補強ポイント

先発型左腕投手と強打の内野手(三塁手がベストだが一塁手でも良い)

優先順位は強打の内野手の方が上。




ドラフトでは、一位:管野にいくので(管野獲得の有無に関わらず)、上記のポイントを解決できる即戦力選手は獲得できないだろう。



従って、トレード、FA、外国人選手に活路を見いだそうということになる(育成で即戦力は無理)。



トレードでは、それなりの代償となる選手を用意せねばならず、巨人で用意できるのは、福田投手とか矢野外野手位なので、他球団で伸び悩んでいる一軍半の選手ということになる。前にソフトバンクの江川選手とか中日の堂上剛選手を候補に上げたが、投手や外野手に困っているわけでもない両球団が、上記の巨人の交換要員で自軍のホープを手放すとは思えない。むしろ、今オフにダルビッシュ投手が大リーグに行くことが確実な日ハムから、福田投手あたりで、鵜久森選手を獲得する方が可能性があるかもしれない。日ハムとはパイプもあるしね。ただ、最近、同選手が1軍でも活躍し始めたのが心配(?)の種である。その他、同じく岩隈投手の大リーグ行きが確実な楽天に加え、オリックス・ロッテ・西武も投手力が強いとはいえないので、トレードに応じてくれるかもしれない。西武の後藤武選手(31歳)とか、ロッテの角中選手(24歳)とか、何とかなるかも・・・。この中で何人か外野手がいるが、巨人にきたら、1塁にコンバートすればよい。



昨年オフは封印したFAによる選手獲得だが、今年優勝を逃せば「ある」だろう。横浜の村田選手とか広島の栗原選手がターゲットになる。この二人では、統一球への対応ができているように見える栗原選手がより魅力的に見える。 ただし、プロテクトが大変なので、FAで左投手までは取りにいかないだろう。

今年オフも、円高を利用して外国人選手で即戦力確保を図りそう。
ただ、ライアルで失敗し、フィールズもはずれっぽいので、結局、「強打の三塁手」はあきらめて、舎人さんのいうように、「強打の1塁手」を探すように思う。「左腕」は大リーグでも希少なので、左腕の先発投手の補強は外国人ではムリだろう。

その他としては、里帰り日本人選手というのがある。
最大の目玉はヤンキースとの5年契約が切れる井川慶投手(32歳)か。古巣の阪神は、能見投手・岩田投手と左腕の先発投手がいるし、井川が日本に戻る気なら、巨人にもチャンスがあるように思う。ただ、本人はヤンキースの契約が切れても大リーグでやるといっている

らしいし、ヤンキース以外ならチャンスはあるという話も聞くので難しいかもしれない。倹約家の井川は、5年分の年俸:2000万ドルもしっかり貯金しているだろうから、金にも困ってないだろう。

野手では、松井秀(37歳)が目玉だが、後半戦の活躍で今年でも打率270、打点80くらいは記録しそうなのでまだMLBでやるだろう。それ以上の成績の福留も残留だろう。

まとめると、
・ドラフトでは上記の補強ポイントは(即座には)解消されず、
・FAで栗原クラスを取りにいくかもしれない。
・円高を利用して、今年も、内野手ということで外国人選手を取りにいくことはありえる。
・トレードで1軍半の強打者タイプの野手を取りにいくこともあるだろう。
・先発左腕不足解消のための井川獲得の可能性は、高くはないがゼロでもない。

 といったところだろうか。

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