ある日のハラボウとナベツネ爺さんとの会話

ハラボウ「おじーちゃん、おじーちゃん、ただいまー、元気だった?」
ナベツネ爺「おー、ハラボウか、良く来た、良く来た。」
ハラボウ「おじーちゃん、元気?肩こってない?僕が叩いてあげるよ!」
ナベツネ爺「おーすまんのう。お前も昔は私に逆らったりしたが、最近はすっかりよい子になったなあ。」
ハラボウ「おじーちゃん、ごめんね。僕は、以前は、おじーちゃんがどんなにえらい人で、僕のことを考えてくれているのかわからなかったんだ。」
ナベツネ爺「いーから、いーから。ところで、ハラボウ、今年はどうだった?」
ハラボウ「ごめんね、おじーちゃん。今年のチームは3位で優勝できなかったんだ。」
ナベツネ爺「何だ、そうだったのか。ちょっと前は3年も続けて優勝していたのにどうしたんだ。お前の後見役のキヨタケは何をやっているんだ。」
ハラボウ「負けたのは、そのキヨタケのせいなんだよ、おじーちゃん。キヨタケは、今年は僕にろくな選手をくれなかったんだよ。秋山さんちのコーちゃんなんて、いっぱいいっぱい良い選手をもらって優勝したのに不公平だよ・・。」

ナベツネ爺「そうか。それはキヨタケがいかんなあ。」

ハラボウ「その上、ひどいんだよ。僕が選んだコーチを何人も首にして、代わりに、あのノム爺の教え子なんてコーチに連れてくるんだよ。チームOBの人をコーチにしないんだよ!OBのおじさん達も怒っているよ!」

ナベツネ爺「何、あのノム爺の教え子などをコーチにするというのか?ワシのチームのOBがノム爺の教え子に負けるというのか?許せん、キヨタケめ。ちょっとチームを任せたら良い気になりおって!誰がボスなのか思い知らせてやる!」

ハラボウ「そうだ、そうだ、キヨタケが悪いんだ。それなのに、みんなは僕が悪いと言うんだ。わーん、わーん。」

ナベツネ爺「よしよし、ハラボウ、お前は悪くない、悪くない。悪いのはキヨタケだな。おじーちゃんに任せておきなさい。」

ハラボウ「わーい、わーい!おじーちゃんありがとう!」



などというような事が起こってないことを願う。

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