巨人の先発6番手は誰だ？

現在、交流戦は主に４人の先発（杉内・内海・澤村・ホールトン）で巨人は回しています。交流戦があけると、先発は6人必要になります。5人目については、先日、東野が結果を出したので目処がつきました。あと一人（澤村の調子が上がらなければ、あと二人）先発投手が必要になります。

　肩の不調で2軍調整中の宮國の復帰は7月以降になる見込みで、とりあえず候補からは外れます。

　巨人の2軍の先発は、東野を除くと、ゴンザレス・岸（育成選手）・笠原・小山で主に回していましたが、4人とも調子が悪く、そのせいもあって、巨人はイースタンで6月10日まで6連敗していました。ようやく、12日のＤｅＮＡ戦で小山が先発で好投して連敗を止めました。また、先発経験者の金刃は、ケガで長期離脱の見込みです。

ということで、2軍からの候補は小山一人です。

現状の1軍のリリーフ投手は、

右：西村・マシソン・福田・江柄子・田原
左：山口・高木

で、西村・山口・マシソンはリリーフからは外せません。高木・福田は先発経験はありますが、福田は「西村・山口・マシソン」に準ずる位置付けだし、高木も山口以外では唯一の左リリーフですから二人ともリリーフからは外しにくいです。

となると、残りは江柄子・田原ということになります。江柄子は2軍で先発していましたし、1軍で３度リリーフ登板してすべて無失点です。通算３回で2安打、無四球・5三振と内容もよいです。前評判のような、150km/hを越えるストレートがあるわけではなく、むしろ、多彩な変化球でかわしているという印象があります。先発で試してみたい気はしますね。
　また、先日、1軍での初登板をはたし、1回2／3を無失点（1安打・１死球・１三振）だった田原は、二軍でもリリーフ専任でした。ただし、1度だけ、2軍で先発経験があります。

整理すると6番目（場合によっては、5，6番目）の先発候補は

本命：小山・江柄子
対抗：なし
穴：田原

ということになります。

なお、開幕前と違って、先発のコマが少なくなってきたので、2軍でリリーフに回っていて結果を出している、一岡・朝井・野間口・高木京・辻内あたりからイースタンでの先発テストをするかもしれません。個人的には、辻内に先発テストをさせてほしいと思っています。

＊ここまで書いてきて、今日のイースタンの結果をチェックしたら、辻内が先発しているではありませんか。やったｰ！　ただ、4回を1失点ですが、6安打１四球2三振と内容的には今一つのようでした。この内容ではすぐに一軍に上がってくるとは思えませんが、楽しみが増えました。