巨人7-5阪神 余裕からの我慢がツキを呼んだゲーム

盛りだくさんの内容のゲームですが、原監督がインタビューで「今日はツキがあった」と何度も言ったという「ツキ」について。

1点リードして6回表に出てきた福田のできは悪く、一死1・3塁のピンチになった。打者は打撃好調の左の今成選手。山口を出したかったと思うが、我慢して福田を続投させたら、良い当たりのセカンドゴロゲッツーで無失点に切り抜ける。「我慢がツキを呼んだ」その1。

2点リードで8回表の一死後に出てきた西村は福田よりもできが悪く、ヒット2本と四球で一死満塁。打席は、西村との通算成績5打数5安打(2本塁打)の檜山選手(代打)。マシソンを出したかった所だと思うが、我慢したら二遊間へヒット性の当たりを坂本がうまくさばいてゲッツーで無失点。「我慢がツキを呼んだ」その2。

 2つのケースでいずれも我慢出来たのは、首位で貯金15の余裕のおかげでしょう。これが、切羽詰まっていたら、3連投であっても、山口やマシソンを(イニングまたぎ覚悟で)つぎ込んでいただろうし、その場合、上記のような最高の結果が出たかどうかはわからない。

 逆に阪神は、連敗中で余裕の無さが、守備の乱れにつながっていると思う・・・野球は恐い。

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