2013年ドラフト評価決定版

　1000円以上するドラフト特集本がいくつかありますが、それらよりもよほど内容があると私は思っています。迷スカウトさん一人で（たとえ、映像だけにしても）全選手を見ているので、評価基準が一定なのがその理由です。したがって、選手の長所だけでなく、短所もきちんと述べてあります。ドラフト特集本等では、手分けして取材をする分、評価基準がバラバラになることに加え、自分の取材した選手への思い入れが入ってしまうのが大きな欠点だと思います。

　たとえば、西武の相内選手の精神的な未熟さを（事前に）指摘していたのは、私の知っている中では迷スカウトさんのみです。ソフトバンクの東浜投手の肘痛に対する懸念もきちんとかいてありました。

　また、迷スカウトさんの「2013年ルーキー（2012年ドラフト指名選手）回顧」もドラフト5位まで進んでいます。上述のドラフト本だけでなく、ドラフト関連のHPのほとんどが、プロ入り後の検証など一切しないのに対し、迷スカウトさんはそれをきっちり行っています。こういった所も実にフェアで、私の信頼する理由です。