横浜-巨人2連戦を振り返る(5/10,138585,19)

連勝した新潟での横浜戦ですが,内容的には今一つだったと思います.いくつか感想などをのべます.


 


・スレッジ選手がいなくて良かった.


奥様の出産でスレッジ選手が不在でした.初戦が1点差,2戦目が2点差でしたから,どちらかにスレッジ選手の一発が出ていたらわかりませんでした.


・横浜との差は確実に縮まっている.


対横浜戦は6勝1敗と,勝ち負けだけは圧倒していますが,6勝の内5勝は1-2点差のゲームであり,差は少ないと思います.上述のように,今回はスレッジ選手抜きでも1-2点差だったので,次回以降の横浜には要注意です.では,何で勝てているかというと,今回の2連戦のように,中盤までにリードした展開(悪くとも同点の展開)で持ってこれているので,勝ちパターンの中継ぎをどんどん使える状況にあることだと思います.また,どうしてその展開に持ってこれるかといえば,横浜の主戦投手(三浦投手・寺原投手等)が,巨人を苦手としていて,特に立ち上がりに点を取られる傾向があるからでしょう.


・西村健に勝ち星がついて良かった.


西村健は,4試合続けてQS(6回3失点以下)を続けているのに,1勝しかついていませんでした.内容が良くても勝ち星がつかないと先発投手は辛いです.ましてや,気の弱い西村健ですから心配していました.昨年も,交流戦前まで福田がよいピッチングを続けている割に勝ち星がつかず,結局,元の福田に戻ってしまった例があります.


とにかく2勝目を挙げることができたし,QSも5試合続いたし交流戦でも出番があるでしょう.西村健の場合,結構甘い球もあるのに打たれないのは,シュートがあるからでしょう.右打者にとって,右投手のシュートボールほどいやな(恐い)ものはなく,踏み込むのが難しくなるから甘い球も打ち損じる確率が高くなる.シーズン前に西村健は「シュート封印」などと馬鹿なことを宣言していましたが,シュートがあれば他の球も生きる,失投が失投でなくなるということを理解してほしい.

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