巨人4-10楽天:今日はリリーフを温存して大敗

楽天の先発が田中投手だし,昨日・一昨日とリリーフを結構使っているし,「今日は無理して勝ちに行かない」と首脳陣が決めていたようです。勝ちにいくのなら,同点の6回表や1点負けていた7回表に久保あたりを投入という手もありましたが,西村健を続投させて6回に1点,7回に3点取られました。後は,勝ちパターンリリーフを使わず,金刃・オビスポとつないで,オビスポが8回に3点取られて試合を決められました。


 


本日の試合の最大の収穫は,キャッチャー:小田嶋!です。3-10と試合が決まった9回表に出てきて,豊田のボールを受け,無失点に切り抜けました。ストレート・フォーク・スライダーをきちんとキャッチングしていたので緊急時(阿部・鶴岡にアクシデントがあったとき)の第3捕手としては十分使えそうです。本来捕手として横浜に入団した選手ですが,「捕手失格」ということで内野手に転向していたもので,2007年に巨人に来て以降,捕手をしたのは初めてとのこと。


右の代打で,1塁が守れるだけでなく捕手もできるということは,小田嶋の価値が上がりました。他に第3捕手の選手を1軍に入れる必要がなくなるので控えの選択肢が増えますからね。


 


なお,これで,5試合続けて先発が崩れました。つまり,ローテーション投手(内海・ゴンザレス・藤井・東野・西村健)すべてが打ち込まれた訳で,この先発崩壊は深刻です。悪い流れを作った内海が,あしたはよいピッチングをしてこの流れを止めて欲しい。

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