巨人2010年の懸念(投手編)(90815,13)


ゴンザレス・クルーン・M中村の契約が続行できることを前提とした2010年の巨人投手陣の陣容は上図のとおりです。


先発陣は左の高橋尚が抜けましたが、藤井が獲得できた上に山口も入ってきますから大丈夫でしょう。逆に心配なのは、山口(73試合、率1.27、9勝1敗、35ホールド、4セーブ)の抜けたリリーフ陣です。阪神・真弓監督が早速「山口先発転向歓迎」のコメントを出していますが、ある意味当然でしょう。試合終盤の勝負所でことごとくチャンスの芽を摘み取った、強力な左投手が出てこなくなったわけですから。左の代打も非常に出しやすくなると思います。


前にも書きましたが、長期的にみれば、山口の先発転向はプラスかもしれませんが、来期だけに限れば、マイナスです。この大穴を、金刃・高木・小林雅あたりでどの程度まで修復できるかが来季のカギだと思います。



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