巨人5-2阪神:野手の山口への信頼(4/16,13025,11)

この2日間のもやもやが、坂本の満塁本塁打でスカッと吹っ切れた試合でした(ただ、7回裏の阪神の継投策については理解できませんでした)。


 


8回表の山口の登板には、心の中で「原監督の鬼!」と叫びましたが、山口の投球と野手陣の動きを見て納得してしまいました。


まず、投球について。中継ぎ転向2試合目で、昨日打たれたにもかかわらず、やはり安定しています。140km台のストレートとスライダー、チェンジアップが基本的に低めにきます。リズムもよくって、見ていて安心感がある。代わって最初のバッター:鳥谷に初球を2塁打打たれて、内野ゴロ2つで1点とられましたが、3点差リードですから問題ない話です。昨日の出来は、山口にしたら普通か、ちょっと下ぐらいの出来でしょうが、率直にいって、金刃より明らかに1ランク上です。


 


野手陣の動きについて:昨年くらいから、気づいたことですが、山口が登板すると野手陣の動きがよくなる。昨日も、新井のショートゴロはセンターに抜けるような難しいあたりでしたが、坂本がうまくさばきました。上述のように投球に安心感があり、リズムもよいからでしょう(先発では、まだ、その域に達していない)。中継ぎで、2008年は11勝2敗、2009年は9勝1敗という成績は、「山口が同点またはリードされた展開でててきて抑えた後、打撃陣が点を取って勝ち越すケースが多い。」ということを意味します。昨日も8回裏にラミレスがだめ押しの本塁打を打ちました。


 


原監督が「山口の勝ち運」と言っているものの内容は、「投球の安定感+リズムが生み出す野手との協調関係」ということだと思います。加えて、今は、この2年間で培った野手との信頼関係というものまである。原監督が、リリーフで山口を使いたくなるのが改めて理解できました・・・・でも、山口をつぶさないでね、原監督!


 

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