一通り当っての巨人およびセリーグ各球団感想等 (26721,100,476)
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元大阪爺
2009年04月20日 09:36 visibility174
昨日の中日戦で(どのチームもそうですが)一通り5チームと当りました。1試合雨で流して14試合消化で9勝3敗2分けです。成績でいえばできすぎ。競った試合を拾えているのは、リリーフ陣(越智・山口・豊田・クルーン)の好調ぶり、打撃陣の好調ぶり(本塁打でも点が取れ、本塁打以外でも点が取れてる)と捕手も含めた守備の安定ぶりといったところが理由でしょうか。・・・やはりできすぎです。実力と思わない方がよい。
シーズン前の懸念としては、以前にも書いたように、投手は「先発の弱さと、中継ぎ陣における山口・越智の昨年の登板過多からくる疲労」、打撃陣は「阿部の肩の回復具合、小笠原の死球等による離脱、亀井-鈴木の1-2番の出塁率、6番アルフォンゾの打撃」だったのですが、
・先発の弱さ:東野・福田の予想外の活躍でとりあえずOK.まあ、内海に早く勝ち星を与えたいですが・
・山口・越智の勤続疲労:これもOK.
・阿部の肩の回復具合:大丈夫そうです。
・小笠原の離脱:今の所OK.でもいつかくるかも・・・中日チェン投手との勝負では、私はびびってました。
・亀井-鈴木の出塁率:鈴木の打撃が予想外によく、2番のキムタクが好調でOK。亀井は5番に配置転換されてこれもOK.
・アルフォンゾの打撃:今一つでしたが、おそらくラストチャンスでの中日戦で、チェン投手を打ったので1軍残留。引き続き李との併用が続くと思われます。
すなわち懸念をすべてクリアしちゃっています。加えて、坂本、木村拓の好調ぶり、鶴岡の打撃での開眼等プラスアルファの要素もあって今の結果になっているのでしょう。
・原監督の采配については、昨年のリーグ優勝およびWBCの優勝で、特に野手を見る目について自信を深めているようです。多くの野手をつかっているのは、昨シーズンでの「車がかりの陣」戦法の延長でもありますが、今後数年間の野手の若返りを図る上でも重要なことであって、中長期のことをきちんと考えている気がします。他方、投手に関しては、野手ほどではありませんが、先発で東野・福田を抜擢して結果をださせています。ただ、こちらの方は尾花コーチに任せている気がしますね。中継ぎで山口・越智・豊田の酷使が気になるので、M中村をうまく使って欲しいです。
*僭越ですが他チームについて少々。
・広島:開幕でやられましたが、ルイスの離脱、クリーンアップで頼りになるのが栗原一人ということで苦労しているようです。
・横浜:開幕2カード目で3連勝できましたが、前にも書いたように投手陣の形が出来てきましたし、勝ちパターンのリリーフ陣「山口-石井」に無理をさせていません。他のりりーフ陣も、那須野・真田・高崎あたりは数字以上に力があると思います。先発は、頭数がそろってきました。これに加えて、打撃陣に村田が加わわりますから、今後は上がってくると思います。
・ヤクルト:巨人同様、今の成績(9勝5敗)はできすぎの気がします。リリーフは強いのですが、先発で館山以外の石川・由規・川島・一場あたりは微妙なのでもう少し様子を見たいです。打撃陣でも、デントナの様子をもう少し見てみたい。
・阪神:金本の打撃が驚異的ですが、真弓監督の采配がまだ固まっていないようです。特に、中継ぎ投手の使い方が、行き当たりばったりの印象を受けます。先発を引っ張っている割には、中継ぎ投手の登板数が多いのはそのせいでしょう。矢野の離脱も痛いです。
・中日:ウッズ・中村・川上の穴を埋めるべく模索中。でも、こちらについては、落合監督手を打っていて結果が出はじめています。他方、川上の穴を埋めるべく、中継ぎから吉見・浅尾を上げたので、強力だった中継ぎ陣にほころびが見えます。抑えの岩瀬に行くまでに点をとられてしまう感じ。また、谷繁の離脱に対して、穴埋めが出来ていないように思います。
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