
阪神5-3DeNA 無死1塁で3番:森下選手がサヨナラ本塁打ー巨人ならバントさせてたかも?
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元大阪爺
2025年10月16日 23:49 visibility23
クライマックスシリーズで延長10回裏の同点で無死1塁でバッター3番:森下選手。初球を強振してサヨナラ本塁打。すばらしい打撃だったが、巨人ならバントさせていたかもと思ってしまった。
今年の阪神の躍進の大きな要因に、3番:森下選手、4番:佐藤選手の中心打者としての成長があることは間違いない。佐藤選手は、入団後5年間で犠打は0である。森下選手も、入団後3年間で犠打0。好不調の波はあっても、長期的に二人を中心打者(強打者)として育てるという確固たる球団の方針が感じられる。そして、二人は見事に成長して中心打者となった。
翻って巨人はどうか?2023年の大城は、打率.281、本塁打16、打点55と、2024年の佐藤選手・森下選手に匹敵する成績をあげ、強打の捕手という阿部の再来を思わせたが、犠打を21も記録している。そして、2024年以降、大城は成績を低下させてしまった。目先の結果(犠打によるチャンス拡大、併殺打防止)を優先し、強打者を育てる機会をつぶしてしまったように私には思える。原監督は秋広選手にも犠打を強要したし(伸び悩んでソフトバンクにトレード)、阿部監督はリチャードにエンドランをやらせている。せっせと器用貧乏な打者を作ろうとしているようだ。例外は岡本のみ(11年間で犠打は2個のみ)である。
阪神は、チームとしての犠打は多いが、中野選手の44、坂本選手の16というように特定の選手が多い一方、上記の二人に加え、大山選手、近本選手も0である。役割分担が明確なのだ。
ちなみに阿部監督は、19年間の現役生活で合計犠打数は31である。年平均2個以下である。実際、多い年でも4個しか犠打をしておらず、たいていは、1年で0~2であった。中心選手(強打者)にバントをさせるのが大好きだった原さんは、それ以上で、15年間の現役生活は犠打は7である。
阿部監督には、自分が育った環境を思い出して、選手育成に関する長期的な方針を定めて選手を育ててほしいものだ。
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