リーダー不在の巨人投手陣への期待と不安（2/5，207,376、野球6，総合13）

巨人の投手は育成も含めると46名います。その年齢分布は以下の通りです（年齢は2011年末で計算、＊は育成選手）。

・超若手：24才以下（19名）
辻内（24）小野（24）大立（24）*岸（24）*澤村（23）神田（23）*福泉（23）尾藤（23）*小山（22）黄（22）杉山（21）*宮本(21)*斉藤（21）笠原（20）林（20）宮國（19）成瀬（19）*田中太（18）李（18）*

・若手：25-29才（21名）
中里（29）アルバラデホ（29）トーレス（29）高木（29）内海（29）上野（29）山口（28）越智(28)福田（28）野間口（28）朝井（27）金刃（27）星野（27）ブライト（27）*ロメロ（27）土本（26）西村健（26）古川（26）東野（25)須永（25）木村正（25）*

・中堅：30-34才（4名）
藤井（34）ゴンザレス(33)久保(31)バニスター（30）

・ベテラン：35才以上（2名）
グライ(36)マイケル（35）

＊圧倒的に29才以下の投手が多いことがわかります。また、30才以上の投手で生え抜きなのは久保（31）才一人です。久保にしても、昨年ようやくリリーフで実績ができた選手ですから、「投手陣のリーダー」というわけにはいきません。

＊年齢と実績でみるならば、消去法で内海（29）しかいないわけで、実際、巨人の選手会長もつとめているわけですが、内海の頼りなさは巨人ファンなら皆さんご存じの筈です。

＊こういう状況が、「良いときは皆良いが、悪い時は皆悪い。」という昨年の投手陣の状況の一因になったように思います。今年にしても、澤村（23）が入ったことで、１軍ボーダーライン上の投手が必死になるのは良しとして、内海や東野までも必死になっているように見えるのはむしろ私にとっては不安材料です。

＊まあ、新たなリーダーが出る直前の「夜明け前」の状況だとも言えるので、不安を消して今シーズンを見守りたいと思います。