今節同時多発の誤判定をなんとか乗り切った
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アオ
2007年04月29日 01:09 visibility63
スタジアムに行く途中の雨風で武蔵野線が遅れてぎりぎりのスタジアム入り。早めに会場入りした友人によれば、到着前には暴風でピッチ脇の看板が倒れたりしたらしい。
ピッチが濡れているのでパスサッカーの甲府に有利かと思いきや、長い毛足の駒場の芝はちょっと変則的なバウンドをしてやりにくそうだった。ミスで危ないシーンもあった。
大宮はホームとは思えないほど守備的で、藤本選手がサイドで持ったとき以外は大宮の2列目が上がることがほとんどなく、全体的に引き気味だった。甲府はなかなか大宮の守備を崩せずに苦労していたし、前に行く気持ちが強すぎて逆にバックラインが大宮のプレスを受けて危ないシーンも。なんか名古屋戦を思い出して、嫌な感じがあった。実際、サーレス選手がもっといい動きをしていたら危なかったと思う。
しかし、プレスを受けたディフェンスラインからの仕方なしのバックパスを受けたキーパー阿部選手が、前線にキック。これがまっすぐ美しく伸びていき(大宮の選手もそれで一瞬集中が切れたのか)前線の鈴木健太選手に一気にわたり、美しいクロスから須藤選手のヘディングできれいに先制ゴールが決まった。
しかし後半、大宮にPKで同点にされたときはどうなるかと思った。
ビデオで見ても、きれいにボールを外に蹴りだしているだけだし、どこがPKだったのかまったくわからない…。今節は他会場でもゴールが取り消されたり、逆にゴール手前でクリアしようとしたDFがぐっと押されてゴールとされたり、明らかにエリア外の反則でPKになったり、退場もののPKが少なくとも2つ見逃されたりと、散々な誤判定があったけど、駒場でもジャスティス岡田主審がやってくれました。totoで6億円懸かってるときくらいちゃんとやってほしいもんです。まあ、買ってて外れた負け惜しみですが…
それはともかく、PKをきっちり決めた藤本選手はさすが。病み上がりとあって細かいミスもあったけど、トータルで見れば90分通していいパフォーマンスでした。最後に出てきた盛田選手もかなり機能していたように思います。
同点になって甲府としては気落ちしそうなところだったけど、直後にPK&警告とられた茂原選手が意地を見せて、左サイドから中に切れ込んでミドルシュート、ぎりぎりで防がれたけど、そのままCKになったところで、茂原選手が目の前の甲府サポにアピール! すぐに大盛り上がりのサポーター。なんかこの時点で勝ち越しゴールが入る予感がしたのは自分だけではないでしょう。結局、僕らの鼻先で、藤田選手のビューティフルキックがゴール前に放たれて、林選手のヘディングがネットに突き刺さりました。
その後はボコボコに攻められたけど、ぎりぎりでしのいでなんとか勝利。粘りを感じました。
帰りの北浦和までの徒歩はとっても遠かったけど、満足です。
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- 事務局に通報しました。
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