J2を知り尽くした男のインタビュー

  • アオ
    2006年10月30日 16:01 visibility49

石崎ノブりんの最新インタビュー。

 

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/column/200610/at00011057.html

 

「もちろんしっかり守ってカウンターすれば、J1に行けるというのは分かっているよ。」といいつつも、「京都や福岡のように苦しむなら、力をつけてから上がって行った方が、落ちないようにしておいた方がいい、とワシなんかは思うけどね。」というノブりん。

「 もし上がったとして、上がった後に戦えるかどうかだよね。柏に来たときに感じたことは、フィジカルがものすごく弱いんだよね。今はフィジカルをやりながら戦っている状態なんだけど、フロンターレに行ったときもあそこはフィジカルが全くないチームだったからね。それで半年間預かって、フィジカルをかなりやった。今は戦いながら上げていかないとダメ。」

というのは、ヴェルディにもかなり当てはまる。

 

実際、ヴァンフォーレはそれでいいサッカーが出来ていると思うし。

また、今年のJ2はあまりレベルが高くないという指摘も、その通りだと思いました。

 

「今年のJ2がそんなにレベルが高くないこともある。
 もちろん下位のチームのレベルは上がっているよ。だから上位と下位の差はそんなにないんだよ。ただ、今年のJ2は飛び抜けたチームはない。レイソルにしてもヴェルディにしても、みんな選手が出て行ってしまった。神戸だけが戦力を維持した感じでね。(出て行ったのは)播戸くらいかな。だって過去に上がっていったチームって、大体出て行ってないし。浦和(2000年)にしても、セレッソ大阪(02年)にしても。広島(03年)だって久保が抜けたくらいでしょう。
 だからメンバーが抜けたチームは苦労してるよ。京都なんかも2回目に落ちたとき(04−05年)は黒部とか出て行ってるし。1年で上がったとき(01年)は誰も出て行ってないから。」

 

ラモスがリアクションサッカーをやらないことについてヴェルディのサポーターからも色々な意見がありますが、ノブりんもちょっと似たところがあります。

それが今まで昇格を阻んできたというのも、ひょっとしたらあるのかも。

ただ、ノブりんが鍛えたチームは、大分にしても川崎にしても、その後伸びていってます。

逆に今年昇格できなかったとしても、将来性のあるチームを作れることでしょう。

 

そういう意味では、ヴェルディサポからしてみると、来期当たりたくないし、J1に上がっちゃって欲しいかもしれませんね。

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