☆センバツ有力校放浪記~立命館宇治~
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鶴丸 深志’
2014年11月16日 19:54 visibility581
色は静岡
香りは宇治よ
味は狭山でとどめさす
日本を代表するお茶として、静岡の静岡茶、京都の宇治茶、埼玉の狭山茶が日本三大銘茶と呼ばれている。
今年の秋季高校野球地区大会においても、静岡の静岡高校が東海大会優勝、埼玉の浦和学院(近年はさいたま市でも狭山茶が栽培されている)が関東大会優勝、京都の立命館宇治が近畿大会準優勝を成し遂げ、来春の選抜大会出場が有力となった。
地区大会優勝校のことを我々、成分分析家の専門用語で、カッテキンと呼びます。
近畿大会において準優勝を成し遂げた立命館宇治高校は、京都府の南部に位置し、世界遺産となっている平等院や宇治茶で有名な人口約19万人を有する宇治市にあります。
立命館宇治高校は、1965年(昭和40年)に創立された私立宇治高校と立命館が法人合併し、1994年(平成6年)に現校名となった。
硬式野球部も1968年(昭和43年)に創部された宇治高校硬式野球部の歴史を受け継ぎ、宇治高校時代には2度の甲子園出場を成し遂げている。
夏の予選には1969年(昭和44年)第51回夏の大会予選に初参加したが、初戦で桂に 1-17 と大敗を喫した。
夏の予選初勝利は1976年(昭和51年)第58回大会予選で、日吉ヶ丘に 6-4 で勝利、その勢いのまま初のベスト8まで進出した。
初の悲願達成は、1979年(昭和54年)第61回大会予選で、福知山、洛陽工、嵯峨野、洛星、平安、決勝では西京商を 6-3 で破り甲子園出場を成し遂げた。
夏の予選通算成績は、100勝43敗、優勝2回、準優勝5回、4強3回、8強9回である。
甲子園には、春2回、夏2回出場し、甲子園通算成績は0勝4敗である。
現在、立命館宇治の監督は、北嵯峨や鳥羽で8度の甲子園出場経験を持つ名将・卯瀧逸夫監督である。
立命館宇治は来春の選抜出場が有力であるが、春夏通じての甲子園初勝利なるか?にも注目したい。
以上です。
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