☆湖国の公立・伝統校~赤鬼魂・彦根東高校~
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鶴丸 深志’
2011年12月10日 14:21 visibility1737
滋賀県の中東部、琵琶湖の東に位置し、江戸時代には彦根藩35万石の城下町として栄えた人口約11万人を有する彦根市に、滋賀県立彦根高校があります。
彦根東高校は、平成21年の第81回選抜高等学校野球大会に21世紀枠で56年ぶりに甲子園出場を果たした。その際に、同校OBや保護者、職員で組織した甲子園出場実行委員会が寄付を集め、その剰余金を使って今年の2月に記念碑が建てられたようだ。
石碑は校章を中央に、入場行進する部員たちや真っ赤に染まったアルプス席のカラー写真、校歌や応援歌の一文のほか、センバツが開幕した日付・平成21年3月26日などが記されている。
彦根東高校は、1876年(明治9年)に開校をみた彦根学校を起源とし、その後、旧制第一中学校を経て、百三十年余りの伝統を有する学校であります。そのルーツは、1799年(寛政11年)の彦根藩の藩校として創設された稽古館まで遡ります。
今日まで、伝統ある先駆的精神である「赤鬼魂」を継承し、卒業生は3万人を超え、学術、政治、経済、行政、文化、教育等々あらゆる分野において、長年にわたって優れた人物を輩出しております。
また、平成16年度からはスーパーサイエンスハイスクールの指定を受け、現在2期8年目を迎えており、日本の理数系教育の先進校として、大学等の専門機関の協力を得ながら研究を進めております。
野球部の歴史も古く1894年(明治27年)に創部、他の府県では秋田の秋田高校、東京の郁文館高校、京都の洛北高校、沖縄の首里高校と肩を並べる伝統校を持っています。
夏の予選大会(京津大会)には、1916年(大正5年)の第2回大会に初参加しました。
これは、滋賀県内では滋賀師範、八幡商、坂本中(現・比叡山)に次ぎ、Zのマークで全国的に有名なライバル膳所高校(※第6回大会に初参加)より一足早い初参加となりました。
夏の予選における通算成績は133勝95敗で、準優勝7回、4強10回、8強13回を誇り、その勝利数は八幡商の161勝86敗、膳所の139勝81敗、比叡山の137勝75敗に次ぐ勝利数で、近江の116勝44敗よりも上回っています。
よくみると、彦根東は後から来た永遠のライバルである膳所高校に追い越される結果になっていますね。
滋賀県内では、この2校の対戦を「滋賀の早慶戦」と称しているようです。
http://labola.jp/diary/6773447
これを鳥取県に例えてわかりやすくいうと、鳥取西 対 米子東
埼玉県に例えてわかりやすくいうと、浦和 対 熊谷
宮城県に例えてわかりやすくいうと、仙台一 対 仙台二
プロ野球に例えてわかりやすくいうと、阪神 対 巨人
相撲に例えてわかりやすくいうと、麒麟児 対 逆鉾
ボクシングに例えてわかりやすくいうと、具志堅用高 対 リゴベルト・マルカノ
国に例えてわかりやすくいうと、アルジェリア 対 ナイジェリア
となりますか?
話がそれましたが、野球部は春の選抜のみ3回出場し、通算成績は0勝3敗です。
夏の予選には、第1回、第4回、第36回大会が不参加だったと思われます。
以上です。
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