☆第94回全国高校野球選手権大会出場校~鹿児島最西端の甲子園出場校・神村学園~

鹿児島県の甲子園出場校は、鹿児島実業、鹿児島商業、樟南、鹿児島玉龍、鹿児島工業、鹿児島、甲南、れいめい、出水商業、鶴丸、そして、この夏の代表を勝ち取った神村学園の11校である。
出場校11という数は、高知県の10校、福井県の10校に次ぐ少なさである。参考までに、次に少ない都道府県は、秋田県13校、奈良県13校、鳥取県13校、徳島県13校となっている。


また、鹿児島県は夏の選手権大会予選参加校に対し甲子園出場経験を持つ学校の割合は13%となっている。これは、神奈川県の11%、東京都の12%に次ぎ、千葉県と並ぶ低さである。参考までに、比率が20%未満の都道府県は、愛知県14%、福島県18%、埼玉県18%、宮城県19%となっている。
逆に比率が50%以上の都道府県は、島根県54%、和歌山県50%、山口県50%、宮崎県50%となっている。



以上のことから、鹿児島県は甲子園には常連校の出場が多く、他校にとっては全国有数の狭き門であるといえよう。また、甲子園出場経験を持つ11校のうち、8校が鹿児島市内の学校であるという点も特徴的であるといえよう。


 


 



鹿児島県薩摩半島の北西部、東シナ海に面し、日本三大砂丘の一つである吹上浜の北端に位置し、人口約三万人を有し、茨城県のかすみがうら市・つくばみらい市と並び国内最長の六文字市名である、いちき串木野市に神村学園があります。


神村学園は昨年までに、春3回、夏2回甲子園に出場し、通算成績は6勝5敗、最高成績は春夏通じて甲子園初出場となった第77回春のセンバツ大会における準優勝である。


神村学園は、1956年(昭和31年)に串木野経理専門学校として創立され、1965年(昭和40年)に串木野商業女子高等学校を開校、1967年(昭和42年)に串木野女子高等学校と校名変更、1990年(平成2年)に神村学園高等部へと校名変更し中等部を併設し男女共学となった。
男子硬式野球部は2003年(平成15年)4月に創部、鹿児島県内では修学館、開陽に次いで歴史が浅い。
参考までに、夏の予選には、鹿児島一中、鹿児島商、鹿児島師範、鹿児島二中、鹿児島工、鹿児島実、加治木中、福山中、鹿児島中、三州商、川内中、川内商、鹿児島市中、伊集院中、出水中、指宿中、岩川工、加治木工、川辺中、大口二部、枕崎一部、加世田二部、知覧、志布志一部、加世田、鹿屋、鹿屋農、入来、伊作、出水実、鹿屋工、高山、枕崎、阿久根、谷山、西南方、串木野、串良商、国分、末吉、中種子、樋脇、頴娃、笠沙、隼人、宮之城、阿久根農、国分実、牧園、照国商、鹿児島鉄道、根占、出水商、長島、指宿商、九州電子工、鹿児島中央、栗野工、宮之城農、有明、山川、鹿実川内、鹿児島電子工、出水学園、垂水、屋久島、鹿屋商、大島工、錦江湾、志布志実、徳之島、大島、南種子、沖永良部、喜界、種子島実、伊佐農林、種子島、甲陵、古仁屋、第二鹿児島商工、財部、徳之島農、奄美、大島北、与論、鹿児島高専、松陽、市来農芸、武岡台、福山、志学館、池田、鹿児島東、ラ・サール、蒲生に次いで県内97番目に初参加した。


 


ところで、柔道がオリンピックの正式競技に採用されて以来、日本の男子が金メダルを獲得できなかったのは初めてと嘆く報道が多いですが、アタシはおそらく半世紀近くは他国に破られることのない偉大な記録が樹立されたのではないかと思う。


 


 


以上です。














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