☆春の珍事なのか? 時代の流れなのか?~センバツ出場校に想う~
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鶴丸 深志’
2011年02月05日 19:13 visibility418
第83回春の選抜高校野球大会の出場校をみてみると、春夏通じて初めて校名に「商業」がつく学校が出場しないという結果になってしまいました。
第1回夏の選手権大会に久留米商が出場して以来、春夏ともにこれまでは商業高校が出場していましたが、近年においては、少子化や学校選択の多様化、社会構造の変化による進学校化、私学の台頭などにより商業高校の出場機会は減ってきており、少々残念でなりません。
そのうち、日大と東海大の付属校だらけの甲子園になるのではないかと、やや心配しています。
http://labola.jp/diary/6634988
昔から高校スポーツにおいては、野球は商業、サッカーは普通科、ラグビーは工業、相撲は農業、兵庫といえば報徳、とほぼ相場は決まっていました。(やや納得)
これまで甲子園において商業高校は春夏通じて37回優勝しており、現在も校名が残っている、松山商(春夏通算優勝7回/80勝)、広島商(春夏通算優勝7回/62勝)、県岐阜商(春夏通算優勝4回/83勝)、高松商(春夏通算優勝4回/54勝)、高知商(優勝1回/59勝)、徳島商(優勝1回/40勝)、銚子商(優勝1回/39勝)などを始めとする高校野球の名門校の多くは商業高校でした。
現在は中京大中京に校名が変更されましたが、以前は中京商として活躍し、全国トップの春夏通算11回の優勝、春夏通算131勝を誇る名門校も忘れてはいけません。
また、高松商、松山商、徳島商、高知商は「四国四商」と称された時代もあり、商業高校の強さの証でもありました。特に、松山商は、大正、昭和、平成の各時代で優勝を飾っている全国唯一の高校でもあります。
個人的には、銚子商に思い入れがあり、都合がつけば、あの軍歌調の短い校歌を聞くために確実に勝てる試合を観戦にいっております。(笑)
以上です。
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2011年2月4日
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