コモのスタジアム。

ミラノ近郊の一大保養地コモ湖。この湖の畔のコモの街にあるフットボール専用スタジアムです。

2002年のセリエA昇格で18000人を収容する規模にはなりました。ただし両ゴール裏は空が透けて見える仮設スタンドのままです。メインスタンドとバックスタンドは正直ボロいのですが、創立約80年になる歴史あるスタジアムだけあって風格があります。

ちなみに2006年現在コモはセリエDグループBに所属しています（恐らく翌シーズンもココ）。セリエDはセリエA、セリエB、セリエC1、セリエC2というプロリーグに次ぐ5部のアマチュアリーグ。再びAへ昇格できる日をスタジアムは待ち続けています。

コモは私鉄のミラノ北線と旧国鉄のFS線が走っています。ミラノ中央駅からはFS線の特急で30分程度。マルペンサ空港へ行く列車が出るカドルナ駅（ミラノ北線）では50分程度かかりますが、その分FS線よりも料金は安くなります。スタジアムへはFS線のコモ駅からは湖岸に広がる公園内へ向って徒歩10分以内です。ミラノ北線の終点コモ湖駅からも湖沿いの散歩道を歩いて徒歩10分程度です。

ちなみにこの写真は街外れのケーブルカーで登ったブルーナーテ山から撮りました。ここからの景色は遥か遠くにアルプスまで望めてオススメです。