千葉（1-3）川崎

もうね、前半を1-0で折り返したときは、
『今日は行ける』
なんて、不覚にも思っちゃったよ。

そりゃ「サッカーは90分」だなんて、
いろんな意味でもう知ってるけどさ。

馬鹿になれなきゃ、
サポーターなんて稼業やってられんでしょ。
小さな喜びに裏切られ、騙され続けて。
そんなことの繰り返し。

真面目な顔して、こんなんじゃダメだ！もっと走れ！集中しろ！
って腕組んで怒った顔するより、
1つのちっぽけなゴールに酔っちゃう方が、
ワールドカップには勝てなくとも、幸せなのかもしれない。

こんなこと書くといろんな人に、
「それは違うぞ」「オマエはサッカーを知らない」
って怒られそうだけど、
でも、羽生がゴールを決めたあのときは、
いろんなことを思い出して、最高に幸せな気分だったんだ。